コロナもかなり落ち着き、海外旅行が通常通りできるようになったので、4年ぶりの海外旅行に出かけました。
行き先は台北で乗り継いで、ベトナムに向かいました。
第3回はハノイ市内を散策しました。
エバー航空ビジネスについては第1回・第2回・第6回のブログをご覧ください。
ホーチミン廟とタンロン遺跡
ベトナム統一の英雄を見にホーチミン廟へ
まずはホアンキエム湖のそばにあるホテルからタクシーで約20分。
「ホーチミン廟」に行きました。
ここはベトナム建国の父であるホーチミンのお墓で、遺体が保存・安置され、姿を見ることができます。
ホーチミン廟に着くと、とにかく人で溢れかえっています。
開門時間より少し前に着きましたが、日曜日ということもあってか、入口の前は人だかりが…
でも心配しないでください。
こう見えても、ちゃんと整理してくれています。
入口の前に立つDJポリス的な人が、かなり強い口調で整理しています。（何を言っているかはわかりませんが…）
そのおかげもあってか、約30分くらいで入口の門をくぐることができました。
入口を入ると手荷物検査を行い、あとは適当ですが、なんとなく人の流れを追えば、ホーチミンの御姿を拝見することできます。
注意点としては、立ち止まって見学することはできません。歩きながら見ていく感じです。
だいたい1時間ほどで見学は終わります。
料金はかかりませんが、午前中しかやっていないのと、月曜日と金曜日はお休みなので、行かれる方は気をつけてください。
ホーチミンの家へ
ホーチミン廟のすぐそばに、ホーチミンの家があるとのことで、行ってみました。
入場料の40,000VNDを支払い、敷地内に入ると…
まず最初にヨーロッパ風の黄色い建物が見えてきます。
これが旧大統領府です。
フランス領時代に建てられたもので、今でも美しい形で残っています。
人の流れについていくような感じで歩いていくと、ホーチミンの家に着きます。
木造で、ベトナムを統一した英雄にしては質素な家に住んでたんだなと感じました。
この家を見る限り、ホーチミンは割と親しみやすい庶民的な人だったのかもしれませんね。
ハノイの歴史を物語るタンロン遺跡
ホーチミン廟と家の見学を終え、約15分ほど歩いたところにある、「タンロン遺跡」に行きました。
タンロン遺跡は、かつてハノイ城を呼ばれ、歴代の王朝が首都として構えていました。
入場料は30,000VND。チケット売り場で支払い、中に入ります。
どっしりと構えた建物は、ハノイのシンボルです。
中の階段を登っていくと、フラッグタワーがはっきりと見えます。
このタンロン遺跡一帯は世界遺産にもなっています。
遺跡一帯を歩くだけでも、歴史を感じることができます。
ハノイに来た際は、是非訪れてみてください。
ハノイ旧市街を散策
大人気・トレインストリート
タンロン遺跡の見学の後は、旧市街に向かいます。
とにかくバイクが多い…
フラッグタワーの横を通り、歩いて20分ほど。今インスタで話題？の「トレインストリート」に着きました。
線路脇にカフェが並び、おしゃれスポットとして有名になりました。
たしかにおしゃれだけど、使われている線路だし、かなり危ないかな…
来る列車には十分にお気をつけください。
ブンチャーで腹ごしらえ
朝から歩いてきて、ちょうどお昼ごろ。お腹が空きました。
ということで、ブンチャーにチャレンジしてみました。
お店は「ダッ・キム」という有名なお店です。
食べたのは、揚げ春巻き付きのブンチャーです。
ブンチャーとは、ベトナム風のつけ麺のことです。
甘酸っぱいつゆに、麺をつけて食べます。
これが格別でした。
炭火焼きの豚バラや肉団子がゴロゴロと入っていてボリューム満点。つゆも旨いし、肉も旨い！
野菜も好きなだけ、つゆに入れます。
ただとてもじゃないけど量が多くて食べきれません…美味しいけどね
日本にもこんなお店ができないかな…？
ハンコを作ってもらいました
お腹を満たして、旧市街を歩いてみると、一件のハンコ屋さんを見つけました。
「フックロイ」という有名なハンコ屋さんです。
愛想のいい女の子が出迎えてくれました。
ハンコはカゴに入っている物から選び、目の前で名前を彫ってくれます。
私も作ってもらいました。1つ70,000VND（約411円）です。
値段も安いので、お土産に丁度いいですね。
私もネーム入りのハンコを作ってもらいました。
自分へのお土産にもピッタリです。
事前に予約すれば、似顔絵入りのハンコも彫ってくれるそうです！
気になったら行ってみてください。
路地で食べるフルーツは格別
ハンコを手に入れて、デザートを食べます。
旧市街にある「ホア・ベオ」というお店です。
路地の真横にある、簡易的な机とイスが用意され、そこで待ちます。
注文の際は、写真を指で差せばOKです。
食べたのは、「ホアグアザム」。
練乳のかかったフルーツに、氷を混ぜて食べるかき氷のようなものです。
隣の氷を、フルーツに入れて、ガシガシ混ぜて食べます。
これが絶品！！
たくさんの果物から出た果汁と練乳が絶妙に混ざり合い、氷で冷やされて美味しいです。
甘さで疲れを癒し、ビタミンもきっちり補給できます。
これで30,000VND（約176円）。安い！
日本でも食べたいですが、さすがにここまで安くはできないかな…
午後のホアンキエム湖
タンロン水上人形劇場
旧市街の散策を終え、ホアンキエム湖に行きます。
日曜の午後を楽しむ人たちで溢れかえっています。
そのホアンキエム湖の湖畔で、伝統的なショーを見ることができます。
「タンロン水上人形劇場」です。
ここ「タンロン水上人形劇場」はもっとも古い人形劇場で、アジアで唯一365日開演している劇場です。
人形劇はもちろん、歌や演奏は生演奏なので、とても見ごたえがあります。
言葉はベトナム語ですが、日本語のパンフレットもあります。
約50分ほどのショーでしたが、かなり楽しめました。
ハノイに行ったら、マストで行きたいところです。
チケットはKKdayから事前に購入できます。
【KKday】当日でも購入できますが、満席だったり、いい席が取れない場合もあります。
巨大亀に出会う
「タンロン水上人形劇場」のすぐそばには、「玉山祠」があります。
ホアンキエム湖に浮かぶ、小さな島です。
入場料を30,000VND支払うと、見学できます。
「玉山祠」には、15世紀に中国の明が攻めてきた際、神から授かった剣で明軍を倒したという伝説があります。
その剣を、神の使いとされた大亀に返した湖が、このホアンキエム湖だそうです。
ホアンキエム湖は漢字で書くと「還剣湖」。剣を還す（かえす）湖です。
この伝説が、名前の由来にもなっています。
実はこのホアンキエム湖には、20世紀に入り、重さ250キロの大きな亀が発見されました。
これが伝説の大亀だったとか、そうじゃないとか…
湖で見つかった亀は、はく製になり、この「玉山祠」に祀られています。
こんな亀がいたら、さぞかし大騒ぎだったでしょうね…
ハノイの見どころはホアンキエム湖周辺にあり?!
ハノイ大教会
ホアンキエム湖の東側、何本か通りを渡った先に、「ハノイ大教会」があります。
「ハノイ大教会」は、ベトナム最古のキリスト教の教会です。
フランス領時代から今でも使われている、現役の教会です。
旧市街のシンボルです。昼もいいですが、ライトアップされた夜もなかなか美しいです。
ハノイ歌劇場
ホアンキエム湖の南側、少し歩いたところに、歴史を感じる建物があります。
これが「ハノイ歌劇場（オペラハウス）」です。
これも大教会と同じく、フランス領時代に建てられたもので、パリのオペラ座に倣って作られたそうです。
バイクが多く行きかうハノイですが、所々でフランス領時代の面影を感じることができるのも面白いです。
もちろんおいしいフォーも
フォーティン
ベトナムに来て、これを食べずには帰れない…。
もちろん「フォー」です。
この日は、「ハノイ歌劇場」から歩いて20分の、「フォーティン」に行きました。
コクのあるスープと、ボリューム感あるお肉と麺が最高に美味しいです。
人気店なのもうなずけます。
ホアンキエム湖から少し遠いので、タクシーがおすすめです。
行けなかったところもありますが、ハノイ散策は以上です。
4日目は世界遺産ハロン湾クルーズに出かけます。
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