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【②本宮・新宮編】南紀・熊野古道フリーきっぷを使った熊野詣ツアー

世界遺産として有名となった熊野古道。

今回はJR東海から発売されている「南紀・熊野古道フリーきっぷ(中辺路コース)」を使って、熊野詣旅行をしてきました。

 

川湯温泉と仙人風呂

宿泊した宿

この旅では「山水館まつや」にお世話になりました。

一人でも格安で泊まれるだけでなく、歩いて2分ほどの場所にある「山水館みどりや」の露天風呂に入れます

川湯みどりや

この「山水館みどりや」の露天風呂は、大塔川に掘られた温泉で、最高に気持ちいいです!

露天風呂は混浴ですが、男女ともに作務衣(温泉浴衣)を着用するので、女性でも安心して温泉を楽しむことができます。

また、朝ごはんも「山水館みどりや」のレストランで食べることができます。

露天風呂や食事の際に少し移動が面倒ですが、一人旅の方や、できるだけホテル代を安く済ませたい方には、おすすめのお宿です。

 

 

仙人風呂

川湯温泉には、冬季限定で「仙人風呂」が開催されます。

仙人風呂

川湯温泉は大塔川の川辺を掘ると、温泉が湧き出してきます。

川から湯気が出ています

冬場になると、大規模に川を掘ってせき止めて作る、プールのような大きな温泉が「仙人風呂」です。

実際見ると、とてもワイルドです。

手を突っ込んでみましたが、たしかに温かいです。

しかも無料で入れます。

仙人風呂は男女混浴なので、水着着用になります。

私も入りたかったんですが、どこに更衣室があったんですかね?(水着も用意したのに…)

なお、バスで「仙人風呂」に行く場合は、「ふじや前」バス停が便利です。

また、今回泊まった「山水館まつや」からは、歩いて6〜7分でした。

 

熊野本宮大社へ

バスで移動

本宮温泉街の一つ、川湯温泉をもっと味わいたいところですが、熊野本宮大社へ向かいます。

ふじや前バス停

仙人風呂の目の前にある「ふじや前」バス停から、龍神自動車のバスに乗ります。

行程①

龍神バス(熊野本宮線) ふじや前8:08→本宮大社前8:20

十数分で熊野本宮大社の最寄り、「本宮大社前」バス停に到着です。

本宮大社前バス停

川湯温泉をはじめとする本宮温泉街から熊野本宮大社に行くバスには、龍神バスの他にも奈良交通などいくつかあります。

南紀・熊野古道フリーきっぷでは、熊野御坊南海バスと龍神自動車しか使えませんが、本数がかなり少ないので、時間によっては運賃を払ってバスに乗車することになります。

 

熊野本宮大社

「本宮大社前」バス停からすぐ目の前に、熊野本宮大社の入り口があります。

熊野本宮大社

鳥居をくぐると、本殿へと続く階段があるので登っていきます。

熊野本宮大社 入口

この階段は、石段で結構滑りやすいので、注意が必要です。

参道はやや急な石段です

熊野三山は滑りやすいので、晴れた日でかつ、履きなれた靴で来たほうがいいと思います。

階段を登りきると、社務所と本殿につながる神門が見えてきます。

熊野本宮大社 神門

神門から先は、ブログでは載せることができません。

SNSもダメ!

写真は載せられないので、感想になりますが、静寂とした雰囲気で、身が引き締まりました。

御朱印やお守りをいただく方は、神門の前の授受所でもらえます。

八咫ポスト

八咫ポストというポストもあります。

実際に手紙を送ることができます。

大斎原と大鳥居

熊野本宮大社の階段を降りていくと、近くにとても大きな鳥居が見えてきます。

とにかく目立つ大きな鳥居

この鳥居の近くまで行ってみました。

近くに行って見ると、やっぱり大きい!

近くで大鳥居

それもそのはずで、鳥居の大きさは日本一。

大きい!高い!

近くだと見上げるたびに、首が痛くなります。

ここは大斎原(おおゆのはら)と呼ばれる場所です。

かつてはこの地に、熊野本宮大社がありました。

しかし、明治時代に起きた大水害により被害を受け、現在の熊野本宮大社がある地に遷りました。

大斎原

とはいえ、今でも大斎原は神聖な地であることには変わりはありません。

くれぐれも、ごみを捨てたりしないように!

 

熊野速玉大社へ

バスで移動

熊野本宮大社を満喫し、熊野三山最後の一つ、熊野速玉大社へ向かいます。

「本宮大社前」バス停から、熊野御坊南海バスに乗っていきます。

熊野川の絶景を眺めながら約1時間、「速玉大社前」バス停に到着します。

行程②

熊野御坊南海バス(川丈線) 本宮大社前10:00→速玉大社前10:55

熊野速玉大社

「速玉大社前」から5分ほど歩いて、熊野速玉大社に到着です。

熊野速玉大社 入口

朱色の鳥居が美しい、世界遺産・熊野古道の一つです。

鳥居をくぐってしばらく歩くと、立派な大木が見えてきます。

ナギの木

この大木が、熊野速玉大社のシンボル的存在の「ナギの木」です。

この「ナギの木」の近くに神門があり、その先が本殿です。

熊野速玉大社

御朱印やおみくじ、お守り等も神門の中でいただけます。

「ナギの木」の実から作られた、「なぎむすび」というユニークなお守りもありました。

なぎむすび

熊野速玉大社はほかの2つとは違い、そこまで大きな敷地ではありません。

30分もあれば参拝が可能ですし、新宮駅からも頑張って歩いて行くことができる距離なので、アクセスもしやすいです。

ちなみに私は、新宮駅までバスを利用しました。

新宮市内線は熊野御坊南海バスが運行しているため、南紀・熊野古道フリーきっぷをうまく活用することができます。

行程③

熊野御坊南海バス(市内線) 速玉大社前→新宮駅前

 

特急「南紀」で名古屋へ

徐福公園

特急の発車時間より早めに到着したので、駅前を散策しました。

すると、ひときわ異国感のある構えをした公園を発見。

徐福公園

門も雰囲気から中華風の出で立ち…

ここは「徐福公園」という公園で、元来この地に秦朝の方士・徐福の墓があったことから、それを記念して作られたそう。

中国・秦朝から来た徐福の墓だから、中華風なんですね。

新宮駅にて

徐福公園をあとにして、新宮駅の改札の中に入ります。

新宮駅の改札前にて

新宮駅は、世界遺産・熊野三山への玄関口です。

改札のそばには、熊野三山それぞれの新年の絵馬が展示されてました。

熊野那智大社

熊野本宮大社

熊野速玉大社

12:45の南紀で名古屋に向かいます。

南紀で名古屋に戻ります

「南紀」車内にて

行程④

特急南紀6号 新宮12:45→名古屋16:10

3時間以上の長い列車旅。

加えてお昼時ということもあり、車内で食事をすることにしました。

さんま寿司

新宮駅の目の前にある「徐福寿司」で、名物の「さんま寿司」を購入し、いただきました。

まるまる1匹さんまが使われています。頭もついてます。

さんまがよくしまっていて、美味しくいただきました。

美しい熊野灘と三重の主要都市を走り抜けて、夕方に名古屋に到着です。

 

南紀・熊野古道フリーきっぷを使って、安く熊野三山を参拝することができました。

南紀・熊野古道フリーきっぷについては、別のブログで紹介しているので、そちらを参照してください。

一度は行きたい熊野詣。

【①那智山編】とともに、このブログが旅の参考になれば幸いです。

日本が誇る世界遺産の一つ、熊野古道。

ぜひ訪れて、その足で歩いてみてください。

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Nao

東京都出身。 旅行が趣味のしがないサラリーマンが運営しているブログです。 旅行記をはじめ、鉄道や飛行機のことなど、日本国内・海外問わず、旅行に関する、ありとあらゆる情報を発信していきます。

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