【⑥道央・青い池編】2022秋の大北海道ツアー　～北海道フリーパスを使った周遊旅～

日本のどこよりも早く秋を迎える北海道

今回はJR北海道が発売してる『北海道フリーパス』を使って、北海道の周遊旅行をしてみました。

（本当はHokkaido Loveパスを使いたかったのですが…。）

最終日は青い池を見て帰ります。

前回の続き→⑤道東・十勝編

青い池へ移動

まずは美瑛へ

宿泊した「ホテルナトゥールヴァルト富良野」から、青い池がある美瑛に向かいます。

ホテルナトゥールヴァルト①

ファミリー向けのホテルといった感じ。

冬はゲレンデが通りの向かいにあるので、ウインタースポーツをする方にはいいかもしれません。

ホテルナトゥールヴァルト②

私がこのホテルを選んだのは、値段が安かったのと、バスで直接美瑛まで行けるからです。

ホテルの玄関のすぐそばに、ふらのバス「ラベンダー号」のバス停があります。

ラベンダー号は美瑛や旭川空港を経由して、旭川駅に向かう快速バスです。

富良野駅からの列車は時間が微妙だったので、美瑛までバスで行くことを選択しました。

ふらのバス　ラベンダー号

ナトゥールヴァルトから約1時間。美瑛駅に到着です。

美瑛駅　自由通路

自由通路で線路を渡ると、美瑛駅の入り口があります。

美瑛駅①

美瑛駅から青い池まで

美瑛駅からバスを乗り継ぎ、青い池まで向かいます。

道北バス　美瑛駅前バス停

ラベンダー号の美瑛駅前のバス停とは、だいぶ異なる場所になるので気をつけてください。

また青い池方面に向かうバスは、駅からも少し離れているので、地図等で確認してください。

青い池へは「白金・大雪青少年の家」行きのバスに乗ります。

「丸山公園」方面のバスでは行くことができません。

道北バス

バスに揺られること20分。

白金青い池入口バス停

青い池の最寄、白金青い池入口のバス停に到着です。

青い池散策

バス停から歩いて2分ほど。駐車場を抜けると、青い池が見えてきます。

Appleの壁紙で一躍有名になり、そこから観光名所となっている青い池。

問題は、果たして本当に青いのか…。

青い池①

本当に青かった！！

曇り空で時折小粒の雨が降り、前日から天気もあまりよくないとのことでしたが、きれいな青色をしていました。

青い池②

ここまで青くなるのも天候によるみたいで、数日前に大雨などで水が濁ると青くなりにくいみたいです。

青い池③

なぜここまで青くなるかというと、近くの白金温泉から流れる水がアルミニウムを含んでいて、その水が美瑛川の河川水と混じり、コロイドと呼ばれるものが生成されます。

そのコロイドの粒子が、太陽光と衝突すると、人も目には青く見えるということみたいです。

難しい話ですね。正直、私もよくわかっていません…。

とりあえず、青い池が青く見えるには、れっきとした理由があるということです。

青い池④

とはいうものの、このように神秘的な青さの池が生まれたことは偶然なのか、奇跡なのか…。

美しければ、それでいいってことにしましょう。

青い池　トイレ

トイレ等が心配…なんて方もいるかもしれません。

青い池にはトイレが整備されています。

その隣にはお土産や軽食を売る売店もあります。

この点はご心配なく！

注意点として、もはや北海道あるあるですが、青い池も例外になくバスの本数が少ないです。

この後、青い池に到着してから30分後のバスで美瑛駅に戻りますが、これを逃すと数時間待つことになります。

青い池の周辺は、時間を潰せるような場所はありません。

リンクを最後に張りますが、道北バスのHPで時間を確認して、計画的なご旅行を行ってください。

ただ青い池自体は大きい池ではないので、30分もあれば十分満喫できます。

いっぱい青い池を満喫したところで、美瑛駅に戻ります。

周遊ツアーの最終盤

美瑛散策　～四季の塔～

青い池から美瑛駅前に帰ってきました。

列車までの間、美瑛を散策します。

美瑛駅前

美瑛の街並みは、どこかヨーロッパの山岳地帯の街のようです。

しばらく歩くと、美瑛町役場がありました。

美瑛町役場

とてもオシャレできれいな役場です。

この日は土曜日で業務はやっていませんが、四季の塔と呼ばれるタワーは開いていたので、立ち寄ってみました。

四季の塔

塔の上へは、エレベーターで昇っていきます。

美瑛の街並み

塔の上からは美瑛の街並みを一望できました。

美瑛は丘の街としても有名ですが、その丘も眺めることができました。

美瑛の駅前はレンタサイクルのお店が何軒かあるので、自転車で丘巡りするのも楽しいです。

そういえばバスの車窓からも、ちょっとだけ丘巡りを楽しめました。

バスの車窓から

天気が良ければ自転車で丘巡りも考えましたが、小雨模様なのでやめときました。

北海道とうきび茶

旅を通じてのお気に入り「とうきび茶」。

甘くて美味しいです。是非飲んでみてください。

札幌へ移動

美瑛からはラストスパート。

まずは札幌へ向かいます。

美瑛駅②

美瑛は北海道でも有数の観光地ですが、駅としては小さな駅です。

旭川で特急に乗り換えますが、旭川までは富良野線に乗っていきます。

富良野線

富良野線に揺られて約30分。4日ぶりに旭川に戻ってきました。

旭川駅構内①

ここから特急ライラックで札幌に向かいます。

旭川駅構内②

特急ライラック24号

特急ライラックは旅行初日に乗って以来です。

札幌駅構内

特急ライラックに揺られ1時間25分。

札幌に到着です。

札幌散歩

新千歳空港へ向かう快速まで時間があるので、札幌を軽く散歩しました。

すすきの

札幌駅から歩いて15分。

慣れない人通りの波にもまれながら、繁華街すすきのにたどり着きました。

人の多さ、並ぶビル群、商業施設の賑わい…

これが都会かぁ～。

白樺山荘　ラーメン

そういえばこの旅、ラーメンを食べていませんでした。

札幌駅前のエスカにあるら～めん共和国内の「白樺山荘」の味噌ラーメンです。

味噌ラーメンはあったまる！

ちなみにら～めん共和国を含む駅ビルのエスカは、札幌駅の再開発に伴い2023年夏に閉店になるそうです。

札幌駅のそばでこのようなお店がなくなるのは残念ですが、北海道新幹線が札幌に来ることですし、新しくなる札幌駅に期待しましょう。

ゴールの新千歳空港へ

いよいよ旅も最終盤になりました。

札幌駅構内②

「北海道フリーパス」を使った鉄道旅も、新千歳空港へ向かう快速エアポートが最後の列車です。

快速エアポート①

札幌から約40分で、新千歳空港まで結ぶ快速エアポート。

新千歳空港を使う人は乗ることが多いかもしれませんね。

大通やすすきのなど、繁華街へはバスの方が優位性がありそうですが、本数の多さといい、40分というスピードといい、やっぱり札幌と新千歳空港の往来はJRなのかな…。

快速エアポート②

なお、快速エアポートには「ｕシート」と呼ばれる指定席車両があります。

北広島や恵庭・千歳といった、札幌のベッドタウンを経由するため、通勤通学の人もいて、列車はまあまあ混雑します。

乗車券に追加で840円と、結構いいお値段しますが、混雑を避けられる「ｕシート」は使う価値があると思います。（北海道フリーパスなどで指定席を確保することもできます。）

気になったら「ｕシート」を利用してみてください。

新千歳空港駅

5泊6日の北海道周遊ツアーも、ついにゴール。

新千歳空港

この旅を通じて、北海道の広さと美しさを存分に味わうことができました。

巡りきれなかった場所などもありますが、この旅でさらに北海道が好きになりました。

北海道では「HOKKAIDO LOVE」と銘打ち、コロナ禍で大失速した観光業の復活のため、様々なアイデアを駆使して、少しでも観光客を取り戻すべく尽力しています。

「全国旅行支援」も行われていますし、私が買えなかったJR北海道の「HOKKAIDO LOVEパス」も再発売されたみたいです。

是非ともこの機会に、北海道を旅してみてください！

飛行機の機内にて…

プレミアムクラス機内食

シートも広いし、ご飯も美味しいし、快適快適…。

羽田まではANAのプレミアムクラスで帰りました。

やっぱり旅はいいですね。

次はどこへ行こうかな？

2022秋の大北海道ツアー　～北海道フリーパスを使った周遊旅～　完

最初からご覧になる方→①道南・函館編

北海道のきっぷについて→北海道フリーパスとHOKKAIDO LOVEパス

この日の旅程

交通機関リスト
JR北海道
ふらのバス
道北バス
ANA（全日空）