普段の旅行ではあまり使うことがないであろう「高速バス」
特に深夜の高速バスは安いものの、シートにじっと座っているだけでキツイ、ツライというイメージがある方もいると思います。
しかし最近では高速バスも高級志向になってきているみたいで…。
こんなものを発見しました。
ドリームスリーパーというらしいです。
広島便と大阪便があるみたいです。(2021年1月11日から当面の間は運休)
「バスの領域を超えた高速バス」…自らハードルを上げてきましたね。
あまり深夜高速バスには乗りませんが、今回はドリームスリーパーとはいかなるバスなのか気になったので、乗車してみました。
(乗車したのは2020年11月です)
ドリームスリーパーに乗ってみました
今回乗った区間は池袋から大阪のなんばまで。
ということで池袋駅西口の7番乗り場へ。
東京芸術劇場の前にあるバス停に停車します。
22:45ごろバスがやってきて、予約したスマホ画面を見せて乗車します。
22:50に池袋駅西口を出発したバスは、新宿駅西口を経由して大阪のなんば、JR大阪駅に向かいます。
なお新宿駅から乗車の場合は、バスタ新宿ではないので気をつけてください。
車内の様子・普通の高速バスと違う点
土足禁止
乗車する際に、普通の高速バスと違う点の一つ目。
ドリームスリーパーは土足禁止です。
そのため乗車する際は、靴を脱いで、スリッパに履き替えます。
靴は乗務員からビニール袋を渡されるので袋に入れて、自分の席まで向かいます。
バスに乗るときは靴を脱ぐ…ちょっとびっくりしましたね。
個室になるシート
普通の高速バスと違う点の二つ目はシート。
とても広々としたシートで、ふっかふかです。
このシートですが、完全にではありませんが、かなり倒れます。
しかも倒し方もハイテクで、すべてスイッチで操作します。
照明も操作できますし、加湿器も備え付けられています。
また、YouTubeにもある通り、個室になるので、プライバシーが保たれます。
自分でシートや照明を操作でき、鍵はかけられませんがほぼ完全に個室になるので、自分だけの部屋が用意されたような感じになります。
充実のアメニティ
普通の高速バスと違う点の三つ目は、アメニティの充実度です。
最高級のバスとだけあって、アメニティが桁違いに充実しています。
ミネラルウォーター、マスク、めぐりズム、耳栓、アイマスク、写真以外にも歯ブラシやおしぼり、毛布、車内用のパジャマもありました。
ビジネスホテルを彷彿させるほどのアメニティの数々です。
内装も落ち着いた雰囲気でオシャレです。
トイレはもちろん、パウダールームも備え付けられているので、歯磨きや女性の方は化粧もできます。
乗ってみての感想
実際に乗ってみてですが、設備やアメニティなど、すべてが一回りも二回りも上なので、深夜高速バスにしては快適でした。
数回、東京と大阪の移動で高速バスを利用したことがありますが、その中でもずば抜けてました。
寝付いてしまうと、気がつけば到着していた感じで、何回も起きることはありませんでした。
高速バスは寝て起きたら到着しているのがメリット。朝早くに駅や空港に向かわずに済んで、快適に移動できるので、手段としてありだと思います。
ただ、やっぱり高速バス。ホテルなどで完全に休めるわけではないので、疲れは残りますね…。
なんばに着きました
私の乗ったドリームスリーパーは、順調に進み、定刻より少し遅い6:40ごろに南海なんば高速バスターミナルに到着しました。
朝のなんばは静か…かと思いきや、南海電車の改札からサラリーマンが足早に仕事場に向かっていきました。
長い時間お世話になったドリームスリーパーは大阪駅へと向かっていきました。
値段と予約方法
お値段は通常料金で20000円ですが、時期によって安くなります。(ドリームスリーパーの公式サイトからカレンダーで確認してください。)
またweb早割だとさらに500円安くなるので、Webからの予約がおススメです。
私の場合、13500円で買うことができました。
新幹線で大阪まで14000円超でさらにホテル代と考えると、かなり安上がりですね。
予約は発車お~らいネットかバスぷらざから予約ができます。
キツイ・ツライけど安いと思われていた高速バスも、やや高価でも快適な乗り物に進化しつつあります。
高速バスも新幹線や飛行機に負けるわけにはいきません。
次はどんな進化を遂げた高速バスが誕生するのか。期待しています。
高速バスに乗った後の旅行記はこちら!
ディスカバリーKANSAI 年末の奈良・京都1日満喫旅 ①奈良編
ディスカバリーKANSAI 年末の奈良・京都1日満喫旅 ①奈良編
続きを見る
ディスカバリーKANSAI 年末の奈良・京都1日満喫旅 ②伏見・京都編
ディスカバリーKANSAI 年末の奈良・京都1日満喫旅 ②伏見・京都編
続きを見る