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【②道北・稚内編】2022秋の大北海道ツアー ~北海道フリーパスを使った周遊旅~

日本のどこよりも早く秋を迎える北海道

今回はJR北海道が発売してる『北海道フリーパス』を使って、北海道の周遊旅行をしてみました。

(本当はHokkaido Loveパスを使いたかったのですが…。)

2日目は日本最北端・宗谷岬を目指し、日帰りで旭川へ帰ります。

前回の旅→①道南・函館編

いざ最北端へ

稚内駅へ ~日本最北端の駅へ~

2日目は旭川からスタート。

旭川駅ホーム

旭山動物園で有名な旭川。かわいらしい動物に見送られます。

旭川駅構内

行程①

旭川 9:00→稚内 12:40 特急宗谷

特急宗谷

札幌から来た特急宗谷に乗って、稚内に向かいます。

旭川から稚内、3時間40分の列車旅です。

特急宗谷

ちなみに札幌から乗車した場合、5時間を超えるロングランになります。

札幌から稚内までの走行距離は396.2キロで、北海道の特急列車の中では最長距離になります。

東京からだと、東海道新幹線で名古屋を超えて岐阜羽島までとほぼ同じ距離。

やっぱり北海道って広いんですね…。

特急宗谷の車窓から

分厚い雲の中から、利尻富士がう~っすら見えます。(写真だと左側)

旭川から宗谷本線をひた走り、定刻から8分遅れで稚内に到着です。

稚内駅構内

稚内駅は、なんといっても日本最北端の駅として有名な駅。

稚内駅構内

特急列車で稚内の駅に着いただけでも、謎の達成感があります。

稚内駅構内

鹿児島県にある指宿枕崎線・指宿駅からは3057.4キロ。

日本の鉄道が北は北海道から南は九州まで、線路が繋がっています。

稚内駅構内

とにかく「日本最北端の駅」ゴリ押しです。

稚内駅ロータリー

駅前にも線路が伸びてました。比較的新しく、きれいな駅前でした。

宗谷岬へ ~日本最北端へ~

稚内駅からは、バスで宗谷岬へ向かいます。

宗谷岬への往復乗車券

稚内駅にある宗谷バスのバスターミナルで往復乗車券を購入します。(2560円)

この乗車券も記念になりそう…。

稚内駅前

道路の案内看板。よく見るとロシア語表記もあります。

ロシアが近い証拠です。

行程②

稚内駅前 13:20→宗谷岬 14:10 宗谷バス

宗谷バス

稚内駅から50分で、宗谷岬に到着です。

 

稚内観光

宗谷岬 ~日本最北端を見て回る~

宗谷岬のバス停を降りてすぐに、「日本最北端の地」の碑が見えてきます。

宗谷岬 日本最北端の地

写真では幾度となく見てきましたが、ようやく自分の目で確かめることができました。

宗谷岬の先っちょ

宗谷岬の「日本最北端の地」の碑の裏。

おそらくここが、正真正銘の最北端。

(厳密にいうと北方領土・択捉島のカモイワッカ岬が日本の最北端ですが、2022年11月現在、交通機関を用いて到達できる最北端の地として宗谷岬とさせていただきます。)

宗谷岬

晴れた日にはサハリン(樺太)を望むことができるそうですが、この日は望めませんでした。

間宮林蔵の像

江戸時代にサハリン(樺太)を探検し、島であることを証明した探検家・間宮林蔵も、サハリン(樺太)を眺めています。

宗谷岬

楽曲「宗谷岬」の碑もありました。(このような曲があったのを初めて知りました)

日本最北端のお土産屋さん

青い塗装が一際目立つ、日本最北端のお土産屋さんです。

ここで「日本最北端到達証明書」を購入できます。(1枚200円)

私も購入しましたが、日時と時間が印字されているので、いい記念になりました。

日本最北端の自動販売機

そのお土産屋さんにあった、日本最北端の自動販売機。

日本最北端のお買い物

私はコーラを買いました。

日本最北端のトイレ

場所的に、おそらく日本最北端のトイレ。

道路標識

道路の標識にも「日本最北端の地」の碑が書かれていました。

旧海軍望楼

宗谷岬の向かいには高台があり、そこにあったのが 「旧海軍望楼」。

明治時代にロシア海軍を監視するために使われていたそうです。

宗谷岬 全景

宗谷岬にいること45分。稚内駅へ行くバスが来るので、駅へ戻ります。

ちなみにこのバスに乗らないと、稚内からの最終の特急宗谷には乗れません。

宗谷岬バス停

バスで宗谷岬へ訪れる方、本数も少なく、意外と時間もかかります。

バスの本数と時間には、十分お気をつけてください。

行程③

宗谷岬 14:55→稚内駅前 15:53 宗谷バス

ノシャップ岬 ~稚内の夕日の名所~

稚内駅まで戻ってきてすぐ、タイミングよくノシャップ行きのバスが来ました。

特急の時間まで時間があるので、10分ほどで行くことができるノシャップ岬に向かいました。

行程④

稚内駅前→ノシャップ 宗谷バス

ノシャップ岬は夕日の名所。

ノシャップバス停からは5分ほど歩きます。

日が短く、すでに暗くなってきていましたが…

ノシャップ岬

ギリッギリ間に合いました(笑)

イルカのオブジェがキュートです。時計の置物にしたら売れそう。

ノシャップ岬

わずかではありますが、きれいな夕日を眺めることができました。

ノシャップ岬から利尻富士

夕焼けに染まった利尻富士。電車の中よりは少しだけハッキリ見えました。

ノシャップバス停

ノシャップ岬はバスの本数もそこそこありますし、稚内駅から10分ほどで行けるので比較的アクセスもいいです。

暗くなるとノシャップ岬は真っ暗になるので、夕日が見られるタイミングならば行ってみてください。

行程⑤

ノシャップ→稚内駅前 宗谷バス

 

旭川に戻る

稚内駅に戻り、さらに特急宗谷で旭川に戻ります。

とはいえ、3時間を大きく超える列車旅。

稚内駅にはお土産屋さんもありますが、やはりコンビニに食事類の買い出しに行きたいところ。

セイコーマート稚内中央店

ということで、北海道内では無敵のコンビニ・セイコーマートで買い出しです。

稚内駅の中にもセイコーマートがありますが、「ホットシェフ」というホットスナックは設置されていません。

そのため、4~5分歩きますが「セイコーマート稚内中央店」での買い出しをおススメします。

そうこうしているうちに、特急宗谷に乗る時間がやってきました。

稚内駅構内

(写真がぶれちゃった…)

行程⑥

稚内 17:44→旭川 21:26 特急宗谷

特急宗谷

この列車で、稚内から移動にします。

特急宗谷の車内にて

先ほどセイコーマートで購入したで、旭川までの時間を過ごします。

ナポリタンもポテトもチキンもそうですが、セイコーマートの食事は安くて美味しいですね。非常に助かりました。

濃霧の影響もあり、10分ほど遅れて旭川に着きました。

翌日からは東に進路を変えて、道東を巡ります。

 

旅の続き→③道東・網走オホーツク編

北海道の乗り放題について→北海道フリーパスとHOKKAIDO LOVEパス

 

この日の旅程

※鉄道とバスを用いて、札幌や旭川から日帰りで宗谷岬に向かう場合は、現在のダイヤでは以下の旅程になります。

(札幌から行く場合の特急宗谷は札幌発は7:00、札幌着は23:25)

2日目の旅程

旭川 9:00→稚内 12:40 特急宗谷

稚内駅前 13:20→宗谷岬 14:10 宗谷バス

宗谷岬 14:55→稚内駅前 15:53 宗谷バス

稚内駅前→ノシャップ 宗谷バス

ノシャップ→稚内駅前 宗谷バス

稚内 17:44→旭川 21:26 特急宗谷

交通機関サイト

JR北海道

宗谷バス

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Nao

東京都出身。 旅行が趣味のしがないサラリーマンが運営しているブログです。 旅行記をはじめ、鉄道や飛行機のことなど、日本国内・海外問わず、旅行に関する、ありとあらゆる情報を発信していきます。

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