台湾といえば、美食・グルメの宝庫。
今回の旅行記は、「肉と甘味」をテーマに、鉄道で台湾の都市を巡りながら、美食を楽しんできました。
2日目は台北から鉄路で南下していきます。
今回は台中から南下して、嘉義(かぎ)編です。
プユマ号で南下
台中から、更に移動します。
11時代の台鉄の特急・プユマ(普悠瑪)号で、次の目的地の嘉義に向かいます。
新幹線ではないので、高鉄の駅に行く必要はなく、宮原眼科からほど近い台中駅から乗車します。
赤いラインが入った、台鉄自慢の特急列車です。
台中から約1時間ほど。
嘉義駅に到着です。
なお、プユマ号に関しては、高雄から台南に向かったときにも乗車しているので、もう少し知りたい方は、こちらのブログをお読みください。
関連記事:【②古都・台南と少しだけ夜の高雄】高鉄3日パスで2泊3日弾丸ツアー
嘉義とはどんな街?
阿里山森林鉄道の始発駅
嘉義駅を降りて、ホームからすぐに見えるのが、阿里山森林鉄道のホームです。
阿里山森林鉄道は、台湾を代表する高原列車です。
その阿里山森林鉄道の始発駅が、嘉義駅です。
私は見ることができませんでしたが、嘉義でしか見ることができない車両に出会うことができます。
鉄道好きとしては、いつかは乗ってみたいですね。
野球の街・嘉義
嘉義は、野球の街としても有名です。
嘉義駅から歩いて10分のところには、金色の投手の像があります。
嘉義には、日本統治時代に甲子園に出場した嘉義農林学校がありました。
1931年、その嘉義農林学校は、夏の甲子園で準優勝に輝きました。
その後時が経ち、2014年に嘉義農林学校の夏の甲子園の奮闘ぶりが映画化(「KANO 1931海の向こうの甲子園」)され、一躍有名になりました。
2015年には日本でも公開されています
それにちなみ、嘉義公園では野球・KANOに関する記念碑が並んでいます。
嘉義公園
嘉義駅から歩いて30分。
嘉義公園という広い公園があります。
そこには中華風の寺院や射日塔、日本風の寺社があり、市民の憩いの場となっています。
嘉義駅から歩いて30分ほどなので、駅から歩くには少し遠いですが、嘉義の雰囲気を感じられるスポットです。
肉④ 鶏肉飯
民主火鶏肉飯
嘉義に来た目的は、鶏肉飯を食べるため。
鶏肉飯とは、ご飯の上に細かく切った鶏のむね肉を乗せ、タレをかけたご飯です。
嘉義の場合は、鶏肉と言っても、火鶏肉飯と呼ばれ、チキンではなく七面鳥のお肉です。
嘉義の市内には、鶏肉飯で有名なお店がたくさんあります。
その中の一つ、民主火鶏肉飯で鶏肉飯をいただきました。
こちらが鶏肉飯です。
目玉焼きを別皿でトッピングしています。
とにかくタレとご飯が絶妙で、少しお肉は小さめですが、めちゃくちゃ美味しい。
クセになる味わいです。
目玉焼きを乗せると、また味わいが変わって美味しいです。
この近辺には、鶏肉飯のお店も多いので、食べ比べをしても楽しそうです。
自強号で台南へ
嘉義の散策と目的の鶏肉飯を食べ終えた私。
再び嘉義駅に戻り、さらに南下して台南に移動します。
嘉義から台南に移動する際は、一般的な自強号です。
ここも新幹線ではなく、台鉄の特急電車で移動します。
先ほどのプユマ号もそうですが、座席は事前に予約ができます。
台鉄e訂通というアプリを使うと、簡単に予約ができます。
日本語がないのが難点ですが、操作はそんなに難しくなかったです。
台鉄に乗る機会があるときは、使ってみてください。
レトロなオレンジの車体がどこか台湾を感じさせる自強号にのること、約45分。
半年ぶりの台南に到着です。
ここ台南では、前回食べ損ねたある台南名物を食べに行きます。