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近鉄特急で関西と伊勢をまとめて旅行してみよう!

大阪や京都などの関西に行ったついでに、時代も変わったことだし伊勢にも足を延ばしてみたい…。

そんな方には電車を使って移動する際は近鉄を利用すると便利です。

少しでもお得に巡るため、「伊勢神宮参拝きっぷ」を使ってみました。

今回は大阪難波を朝に出て伊勢市に行き、お伊勢参りをした後に宇治山田から京都に向かいます。

 

伊勢神宮参拝きっぷ

近鉄では様々なお得なきっぷがありますが、今回利用したのは「伊勢神宮参拝きっぷ」です。

往復の近鉄特急と松坂から賢島までの近鉄電車、指定エリアの三重交通のバスが乗り放題のきっぷです。

「関西発」と「東海発」の2種類があり、「関西発」は6800円、「東海発」は6100円です。

有効期間が3日間あるので、伊勢や志摩に宿泊しても大丈夫です。

ピンクのエリアが「関西発」、緑のエリアが「東海発」の発駅エリアで、オレンジのエリアが乗り放題区間です。

東京から直接来られる方は近鉄名古屋からが一番楽だと思います。

大きな注意点は前売り販売だけなので、当日の購入はできません。必ず前日までに購入を済ませてください。

また「関西発」と「東海発」の発駅エリアと同じエリアであれば、帰りの到着駅は同じ駅でなくても大丈夫です。

そのため、「関西発」のきっぷを購入した場合、大阪難波から出発して、京都や近鉄奈良に到着しても問題ありません。

うまく使えば、関西と伊勢をまとめて観光することも可能です。

 

実際に使ってみよう!

きっぷの説明はこれくらいにして、早速使ってみます。

きっぷの購入は大阪難波駅の窓口で伊勢に行く前日に購入しました。伊勢神宮参拝きっぷにはかなりたくさんのきっぷを渡されますが、渡されるときに駅員さんが親切に教えてくれるので心配しなくて大丈夫です。

 

大阪といえばたこ焼きです。なんばグランド花月のすぐ隣にある「わなか」というたこ焼き屋さんです。せっかく大阪に来たので食べておかないといけませんね。

アツアツで、生地がトロッとていて美味しいです。

 

大阪難波→伊勢市

一夜明けて、伊勢に出発です。

6:05発の大阪難波駅から発車する近鉄特急に乗って伊勢に向かいます。

近鉄は路線網がかなり広く、私鉄では日本最長の営業キロを誇ります。

そのため行先も様々なので、間違えて名古屋方面の特急に乗らないように気をつけてください。

同じ大阪でも、時間帯などによっては大阪難波から少し先の大阪上本町から発車する特急もあるので、大阪では乗車駅にも気をつけてください。

このオレンジの車体の電車が近鉄特急です。

近鉄には伊勢・志摩方面に向かう観光特急「しまかぜ」がありますが。伊勢神宮参拝きっぷを使う場合は追加料金が必要になります。

乗車して2時間しないくらい、8時前に伊勢市駅に到着です。

 

お伊勢参りにはバスが必須

朝8時の伊勢市駅前はとても静かです。

伊勢神宮には外宮と内宮があり、順番として外宮→内宮という順番で参拝します。

外宮は伊勢市駅からすぐのところにあります。

(お伊勢参りについての詳細はこちらの記事で紹介してます。)

外宮での参拝を終え、内宮へ向かいます。

内宮へ向かう際は三重交通のバスを利用します。

伊勢神宮参拝きっぷにはバスの乗り放題チケットがついているので、支払いの必要はありません。

運転手さんにきっぷを見せるだけで大丈夫です。

10分ほどで内宮の前に着きます。

内宮の近くには「おかげ横丁」という街並みを再現した観光施設があります。

赤福の本店もここにあります。

また伊勢神宮には別宮(伊勢市内だと月夜見宮、月読宮、倭姫宮)がありますが、伊勢神宮参拝きっぷを使い、バスを利用すると便利です。

 

宇治山田→京都

伊勢にいること約8時間。

8時間あればお伊勢参りだけなら十分に満喫できます。

京都へは内宮に近い宇治山田駅から乗車します。

内宮から宇治山田駅はバスで向かい15分くらいです。

もっと近い五十鈴川駅もあり、特急も止まりますが、駅が小さくコンビニなども離れています。

宇治山田駅は結構大きな駅で、駅直結のコンビニやお土産屋もあるので便利です。

宇治山田を16:07発の京都行に乗ります。

宇治山田に限らず、伊勢市や五十鈴川でもそうですが、近鉄はとにかく路線網が広く、伊勢には大阪・名古屋方面からも電車が来るので、乗る電車の行先には注意してください。

また京都へ行く直通の特急は本数が少ないです。直通の特急がない場合は大阪方面の特急に乗り、大和八木駅で乗り換えです。

大阪方面と名古屋方面の特急は本数が充実しています。

特急に乗って2時間10分ほど、18:20分に京都に到着します。

京都駅はJRや地下鉄の乗り換えも便利です。二条や四条方面へのアクセスも楽です。

夕方なので、京都のホテルで一泊して、翌日は京都観光に行くことができます。

 

料金はどうなった?

伊勢神宮参拝きっぷを使えば1日目に大阪、2日目に伊勢、3日目に京都に観光し、関西と伊勢をまとめて観光することができます。

ですが問題はどのくらい得をしたかです。

伊勢では外宮と内宮のみに行ったとして、比較すると。

大阪難波→伊勢市 近鉄特急利用 3170円
外宮→内宮 バス 440円
内宮→宇治山田 440円
宇治山田→京都 3690円
合計 7740円

 

伊勢神宮参拝きっぷ 6800円

比べてみると、差額は940円で若干ですが伊勢神宮参拝きっぷの方が安くなりました。

大阪と伊勢神宮を単純に往復しただけでも安くなりますね。

今回は特急を使いましたが、伊勢には特急を使わず急行で行く方法もあります。

急行で行けば時間はかかりますが安く移動できますし、通常通り購入したほうがお得になる場合があります。

 

おでかけシーズンに関西に旅行に行って、少し時間に余裕がある方、是非とも近鉄の「伊勢神宮参拝きっぷ」でお伊勢参りを検討してみてください。

近畿日本鉄道 伊勢神宮参拝きっぷ

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Nao

東京都出身。 旅行が趣味のしがないサラリーマンが運営しているブログです。 旅行記をはじめ、鉄道や飛行機のことなど、日本国内・海外問わず、旅行に関する、ありとあらゆる情報を発信していきます。

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