今回は、茨城県ひたちなか市にある国営公園「ひたち海浜公園」についてです。
花と緑が美しい公園で、一度は訪れてほしい公園です。
ひたち海浜公園について
ひたち海浜公園は、茨城県ひたちなか市にある国営公園です。
季節の花と緑、海が近いので心地よい潮風が吹いています。
かなり広大な公園で、遊園地やバーベキュー施設があるので、デートやファミリーで訪れても楽しめる公園です。
入園料は大人450円です。春のネモフィラと秋のコキアが見頃の時期は大人700円です。
年に数回、入園無料になります。詳しくはひたち海浜公園のHPで確認してください。
入園料は高校生からかかります。中学生以下は無料なので、ファミリーには嬉しいですね。
そんなひたち海浜公園の素晴らしいところを、私なりに紹介していきます。
ここが素晴らしい!
「みはらしの丘」の景色がいい!
ひたち海浜公園といえば、何といっても「花と緑」です。
その中でも見頃を迎えた時の「みはらしの丘」が特におススメです。
春 ネモフィラの青
春の目玉は、ネモフィラです。
ひたち海浜公園を一躍有名にさせた花が、ネモフィラです。
そのネモフィラを見ることができる場所が、「みはらしの丘」です。
見頃になると、丘一面がネモフィラブルーで覆われます。
一本ではとても小さな青い花ですが、丘を覆いつくす無数のネモフィラは壮観です。
あまりの美しさに『死ぬまでに行きたい…』と謳われたくらいです。
見頃はゴールデンウィークくらいですが、近年は温暖化の影響もあってか、4月20日前後にはすでにピークを迎えています。
春は新しい環境でストレスが溜まっている人にこそ、是非遠出して訪れて、癒されてほしいですね。
ネモフィラは福岡の海の中道海浜公園でも、きれいでした。
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夏 コキアの緑
春のネモフィラが終わると、「みはらしの丘」はコキアに植え替えられ、養生が始まります。
夏場になると、そのコキアが育ってきて丘一面が緑色に埋め尽くされます。
この景色も、一度見てほしい!
燦燦と日差しを浴びながら、真ん丸の緑のコキアがずらりと並んでいる景色は、とても清々しくて気持ちいいです。
8月下旬のひたちなかはもちろん暑いですが、丘の上に立つと涼しい風が吹いてました。
コキアは秋になるにつれ赤く染まっていきますが、発育中のさわやかなグリーンのコキアも素晴らしいです。
時期的にもあまり混雑していないので、のんびり楽しみたい人にもおススメです。
秋 コキアの赤
春に植え替えて、夏のさわやかなグリーンを経て、秋になると紅葉のコキアが見頃になります。
その様子を書きたいのですが、実は私はまだ赤いコキアを見たことがありません…
近いうちに行きます。
その時にこちらに続編を書きますので、しばらくお待ちください。
【続編】2023年10月にひたち海浜公園に行きました。
どうやら見頃には1週間ほど早かったようで、一面が赤くなりかけたコキアを見ることができました。
一面赤いコキアもきれいだと思いますが、この状態でもかなり美しく、秋を楽しむことができます。
コキアは成長段階によって趣が変わってくるのが、いいところです。
季節の花が楽しめるのがいい!
春はチューリップと菜の花
「みはらしの丘」に限らず、ひたち海浜公園では季節の花を楽しむことができます。
ネモフィラを見に行った際に咲いていたのは…
チューリップ!びっくりするくらい、たくさん咲いてます。
咲いた咲いた赤・白・黄色〜…オレンジ〜ピンク~紫〜…
一口にチューリップといっても、色とりどりで目を奪われました。
チューリップは「たまごの森フラワーガーデン」という所で見れます。
「みはらしの丘」のすぐそば、「みはらしの里」では菜の花がきれいに咲いてました。
黄色のじゅうたんのようで、春を感じられました。
丘に咲いているネモフィラと同時に楽しむことができます。
夏はジニアとひまわり
「みはらしの里」では、夏になるとジニアとひまわりが咲きます。
カラフルな花を咲かせるジニアは、暑さに負けずパワフルです。
丘の緑とカラフルなジニアも、夏らしい景色で素敵でした。
ひまわりも太陽に向かって高く伸びてました。
見頃は過ぎてましたが、十分楽しめました。
秋はコスモス
秋はコキアに負けじと、コスモスが咲いています。
ひたち海浜公園は、季節の花を存分に楽しめる公園です。
四季の美しさを感じられるので、老若男女問わず誰でも楽しめます。
東京都心からひたち海浜公園への行き方
まずは勝田駅へ
ひたち海浜公園へ鉄道で行く場合、JR常磐線の勝田駅まで行きます。
特急ひたち・ときわ
東京都心から勝田駅へ行く場合は、JRの特急「ひたち」もしくは「ときわ」に乗車するのが一般的です。
特急「ひたち」「ときわ」は都心からだと、品川・東京・上野駅から発車しています。
所要時間は東京駅からおおよそ1時間半程です
特急列車になるので、乗車券(Suicaなども含む)の他に、特急券が必要になります。
なお、特急「ひたち」「ときわ」は全席指定席です。
自由席はありません。ご注意ください。
特急「ひたち」「ときわ」に関しては、別のブログでも紹介しているので、こちらを参考にしてください。
関連記事:【常磐線特急】列車種別について
【常磐線特急編】JR特急の列車種別を知ろう!
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少しでも安く行くならば…
特急を利用するのが一般的ですが…
特急券を買いたくない
青春18きっぷや秋の乗り放題きっぷを使いたい
などという場合は、普通・快速列車でも勝田駅へ行くことが可能です。
品川駅から2時間半ほどで、品川・新橋・東京・上野・日暮里、さらに北千住を停車していきます。
本数は少ないながらも、勝田行きや高萩行きがあります。
この列車に乗れば、時間はかかりますが勝田まで乗り換えなしで行くことができます。
もしなければ、土浦か水戸で乗り換えです。
普通列車グリーンもあるので、特急は高いけどちょっとは贅沢したい人は、グリーン車もアリですね。
ちなみに青春18きっぷで行く場合、春のネモフィラや秋のコキアが見頃の時期には利用できません。
勝田駅から…
勝田駅からはバスでひたち海浜公園に向かいます。
バス
一番楽な方法はバスです。
勝田駅からひたち海浜公園へ行くバスが運行されています。
「海浜公園西口」と「海浜公園南口」の2つのバス停がありますが、上記の「みはらしの丘」へ向かう場合は「海浜公園西口」バス停が近いです。
料金は400円で、「海浜公園西口」までの所要時間は15分です。
料金は片道400円なんですが、茨城交通から勝田駅〜海浜公園1日フリーきっぷという割引きっぷが発売されています。
バスのフリーきっぷとひたち海浜公園の入場料が込みで1080円。
バス往復800円と入場料450で合計1250円なので、かなり破格のチケットです。
ジョルダンのアプリで事前の購入もできるみたいです。
ネモフィラとコキアの見頃の際は、勝田駅のバス乗り場で販売しています。(枚数限定で、おそらく14時ごろまで)
勝田駅からバスで行く方は、是非このフリーきっぷを購入しましょう!
ちなみに2023年10月に行った際は、ひたちなか市の補助により、680円という超格安で購入できました。
ひたちなか海浜鉄道
実はもう一つ、ひたちなか海浜鉄道で阿字ヶ浦駅まで行ってひたち海浜公園に向かうという方法もあります。
ただ阿字ヶ浦駅から歩いても30分以上はかかるので、あまりおすすめしません。
ネモフィラやコキアが見頃の時は、阿字ヶ浦駅から臨時バスがあるみたいですが、直接行くなら、バスの方が楽です。
とはいえ、都心ではなかなか見かけないローカルな列車なので、一度乗ってみても楽しいです。
那珂湊のおさかな市場や大洗方面へ行く場合など、ひたちなか海浜鉄道を使うと便利です。
花と緑がとにかく美しい「ひたち海浜公園」。
見頃になるとたしかに混雑しますが、それ以上に素晴らしい景色が待っています。
おそらく、どんな人が行っても楽しめる公園です。
美しい景色を一目見るために、是非訪れてみてください。