飛行機に安く乗りたい!
できればANA(全日空)で!!
そんなあなたに向けた記事です。
今回はANA SUPER VALUE(スーパーバリュー)と株主優待割引についてです。
ANA SUPER VALUE(スーパーバリュー)
概要
ANA SUPER VALUE(スーパーバリュー)とは、ANAが発売している早期割引(いわゆる早得)の航空券になります。
ざっくりまとめると、以下の通り。
ANA SUPER VALUE(スーパーバリュー)
種類:ANA SUPER VALUE 21/28/45/55/75/SALE
価格:変動制(空席予測に連動)
購入時期:搭乗日21/28/45/55/75日前まで SALEは販売期間中
支払期限:予約日含めて2日以内
払戻し手数料:440円
取消手数料(出発時刻前):54日前から日数に応じてかかる
取消手数料(出発時刻前):運賃の100%
変更:変更不可
マイル積算率:75%(SALEは50%)
スーパーバリューに関しては、75日前から21日前までの早期購入であれば、普通席の航空券が安く購入できます。
早期割引のほか、期間限定で行われている「ANA SUPER VALUE SALE(スーパーバリュー セール)」という種類もあります。
2022年11月下旬に数日間だけ売られていた、ANA70周年記念の航空券は、「ANA SUPER VALUE SALE(スーパーバリュー セール)」という種類の航空券で、どの路線も7000円という破格の価格でした。
発売価格は空席予測に連動しているため、空席が少なくなると価格が高くなっていきます。
マイラーやSFC修行層にとって大切な、マイル積算率はSALEは50%、それ以外は75%です。
スーパーバリューは、プレミアムクラスを対象としたものもあります。
ANA SUPER VALUE PREMIUM(スーパーバリュープレミアム)
種類:ANA SUPER VALUE PREMIUM 28
購入時期:28日前まで
マイル積算率:125%
プレミアムクラスは28日前からの早期割引だけです。
マイル積算率が積算率が125%となる以外は、普通席のスーパーバリューと同じです。
注意点
取消手数料がかかる
スーパーバリューを払い戻す際は、取消手数料がかかります。
払い戻す時期によって、取消手数料が変わってきます。
変更ができない
スーパーバリューは購入すると、航空券の変更ができません。
万が一予定が変わってしまった場合は、払戻手数料と取消手数料を支払ったうえで、再度購入となります。
安く購入できる分、制約があるのもスーパーバリューの特徴です。
価格が安定しない
価格が空席予測に連動しているので、思っていたよりも高額になる場合もあります。
とにかく、早めが肝心です。
株主優待割引
概要
株主優待割引
種類・価格:株主優待割引運賃
購入時期:搭乗日当日まで
支払期限:(3日前まで)予約日含めて3日以内
(2日前から当日)出発時刻20分前まで
払戻し手数料:440円
取消手数料(出発時刻前):かからない
取消手数料(出発時刻前):運賃の20%
変更:同区間であれば変更可
マイル積算率:75%
株主優待割引は、ANAの株主優待制度によって、普通席の航空券が安く購入できるというものです。
スーパーバリューとは違い、空席状況で価格は変わりませんが、満席になると発売を終了します。
ただし、購入時期により通常期とピーク期に運賃が変わってきます。
搭乗日当日まで購入できる点、日時の変更が可能な点、取消手数料も安く済む点など、比較的スーパーバリューより融通が利く点が、大きな違いです。
株主優待割引にも、プレミアムクラスを対象としたものがあります。
プレミアム株主優待割引運賃
種類・価格:プレミアム株主優待割引運賃
購入時期:搭乗日当日まで
マイル積算率:125%
普通席との違いはマイル積算率で、あとは普通席と条件が変わりません。
注意点
「株主優待番号」の入手・登録が必須
株主優待割引の注意点の1つは、「株主優待番号」が必要なことです。
まずは「株主優待番号ご案内書」を入手します。
入手方法としては、大きく2つ。
一つは、ANAの株主になること。100株以上の保有が条件です。
もう一つは、「株主優待番号ご案内書」を金券ショップ等で購入すること。
株主でなくても利用することができるため、入手さえすれば利用はできます。
「株主優待番号ご案内書」を入手できたら、「株主優待番号」を登録します。
Webなどで株主優待番号を入力するか、空港の自動チェックイン機でQRコードを読み取らせて、株主優待番号を登録させれば、搭乗できます。
有効期限までに搭乗する
2つ目の注意点は、「株主優待番号ご案内書」には、有効期間(1年間)があります。
この有効期間内に、搭乗を済ませなくてはなりません。
予約・購入日が有効期間内だとしても、搭乗日が有効期間外の航空券には利用できません。
必ず有効期間内に搭乗し、飛行機が到着するまで「株主優待番号ご案内書」は大切に保管してください。
どっちがいい?
それぞれざっくり見比べたところで、どっちが安いのか比べてみましょう。
比較対象は「東京→沖縄」の路線です。
安いのはスーパーバリュー
これはとある日に見た、2023年2月28日の東京→沖縄の運賃一覧です。
見比べてみると、スーパーバリューの方が安いです。
スーパーバリューの中で見比べても、75日前の方が安いです。
早ければ早いほど、安く購入できます。
同じ日の別の時間帯のスーパーバリューの運賃表です。
夕方の便だと、さらに安くなっています。空席状況に応じて変動するので、価格も時間で変わってきます。
スーパーバリュー75なら、東京→沖縄でも1万円を切ります。
しかしこの価格で買うには、早い時期に予定を立てることが必要。
遅くても28日前までの購入が必須となります。
予定があいまいなら株主優待割引
一方で株主優待割引は…
株主優待割引は運賃が24460円で一定です。(通常期の価格)
スーパーバリューよりは、割高感がありますね。
ですが満席にならない限り、搭乗日当日に購入ができますし、同区間であれば変更もできます。
もしかしたら予定が変わるかもしれない…
そんな時は、株主優待割引で購入しておいた方が無難です。
今すぐにでも、飛び立ちたい…
ならば株主優待割引が安いです。
その時はもちろん、「株主優待番号」が必要となります。
まずは急いで、金券ショップへ向かいましょう!
まとめ
ANAの格安運賃、スーパーバリューと株主優待割引について書きました。
スーパーバリューは安いけど、購入時期が限られていて、制約が大きい。
株主優待は融通が利くけど、スーパーバリューほどは安くなく、「株主優待番号ご案内書」が必要。
2つとも、いい点と悪い点があります。
それぞれの特徴を踏まえて、ANAの航空券を買ってみてください。
また過去にANAの上級会員「スーパーフライヤーズ」を目指した記事も書きました。
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