新型コロナウイルスの影響で思うように海外旅行に出かけられない現在。
ですが、そう遠くない未来には海外旅行が自由にできる時が来ると信じています。
その時のために、成田空港へのアクセスの方法を確認しておきましょう!
今回は京成編です。
京成線で成田空港に行くとなると…
京成スカイライナー
京成線・北総線・成田スカイアクセス線を経由して成田空港に向かうライナーです。在来線最速の160km/hで走行します。
京成上野が始発で、途中日暮里に停車するので、京成上野か日暮里から乗車することになります。(現在は新型コロナウイルスの影響で青砥に停車する列車もある。)
時間は日暮里から約40分です。京成上野からでも45分ほどで成田空港へ移動できます。
料金は京成上野・日暮里どちらからも2520円(乗車券1270円、ライナー券1250円)です。
窓口での購入の他にインターネットでのチケットレスサービスもあります。
本数も20分に1本と、とても充実しています。(現在は新型コロナの影響で一部運休)
全席指定席なので必ず座れます。短い時間の乗車ですが、トイレもついてます。
アクセス特急(京成・北総・成田スカイアクセス線)
京成線ではスカイライナーの他にアクセス特急という種別の列車があります。
都営浅草線・京急線と直通運転しているため、羽田空港や品川、新橋、日本橋、浅草から北総線・成田スカイアクセス線を経由して直接アクセスできます。
料金は乗車券のみ。ライナー券は必要ありません。
時間は最速で羽田空港から1時間半ほど。(京急線・浅草線内エアポート快特、京成・北総・成田スカイアクセス線内アクセス特急の場合。)
京成上野・日暮里方面から乗車の場合は青砥か京成高砂で乗り換えます。日暮里からだと1時間ほどです。
本数は1時間に1~2本です。
スカイライナーと異なり、一般の通勤電車なので必ず座れるわけではありません。
快速特急・特急
スカイライナー、アクセス特急の他に快速特急・特急という種別の列車もあります。
アクセス特急とは異なり、京成本線回りなので、京成船橋や京成成田などを経由していきます。
速さは快速特急→特急の順です。しかし快速特急は都心方面からは夕方以降しかありません。
本数は1時間に1~3本でアクセス特急より少し多いくらいです。
時間は日暮里から特急で1時間15分ほどでアクセス特急よりも時間がかかります。
料金は乗車券のみで、アクセス特急よりも安いです。(日暮里からだとアクセス特急利用で1250円、京成線快速特急・特急利用で1050円)
一部列車は都営浅草線と直通運転していますので、アクセス特急同様に新橋や浅草からも直接アクセスできます。
これも一般の通勤電車なので必ず座れるわけではありません。
モーニングライナー・イブニングライナー
朝と夕方にはモーニングライナー・イブニングライナーの運行があります。
位置的には京成本線沿線在住の通勤客向けの有料着席サービスの通勤ライナーという感じですが、一部列車は成田空港に行きます。
全席指定席なので必ず座っていくことができ、京成本線経由です。
ライナー券(420円)が追加で必要ですが、スカイライナーと同じ車両でかなり安く移動することができます。
京成上野・日暮里からは夜のイブニングライナーのみですが、最終が京成上野発23:00(終点成田空港着24:14)なので深夜便を使う方にとっては便利かもしれません。
こうしてみると京成ならスカイライナーが快適でよさそうな感じがしますが、個人的なメリットとデメリットをまとめてみました。
スカイライナーのメリット
メリット① とにかく速い!
スカイライナーの素晴らしい点はとにかく速いことです。
日暮里から約40分で成田空港へ着いてしまいます。
初めて成田スカイアクセス線経由のスカイライナーに乗ったときは、あまりに速くて本当に成田空港に来たのか疑ってしまいました。
これまでは1時間以上かかりましたからね…。
メリット② 本数が充実している
現在は新型コロナウイルスの影響で運休がありますが、スカイライナーのいいところは本数が充実しているところもあります。
Sexy zoneのケンティーこと中島健人さんがCMをやっていたように、終日20分に1本と本数が多いです。
本数が多いと予定が立てやすくなるので、とても助かります。また万が一乗り過ごしても次の列車は20分後に来れば少し安心できますよね。
メリット③ 必ず座れる
スカイライナーは全席指定席です。そのため必ず座れます。
大きな荷物を持って立って移動するのはつらいですからね…。
メリット④ チケットレスサービスが便利
スカイライナーのきっぷを買うとき、京成上野駅や日暮里駅の窓口や券売機で買うのが面倒。
そんな方向けに、事前にインターネットでスカイライナーのきっぷを購入することができます。
またチケットレスサービスを選択すれば、駅での発券手続きなど必要ありません。
ICカードで改札から入場して、ネットライナー券を駅の係員に見せれば乗車できます。
座席も選べるので、とても便利なのでおススメです。
(なお青砥から乗車する場合は駅での購入のみになります)
スカイライナーのデメリット
デメリット① 料金が少し高い
私としては費用対効果があるので「こんなもんかな」とは思いますが、人によっては片道2520円は高いと感じるかもしれません。
特にLCC利用の方にとって往復で5000円超はかなりの出費です。
その場合は京成本線経由の快速特急や特急を利用した方がいいかもしれません。
デメリット② 京成上野・日暮里での乗り換えがネック
個人的にスカイライナー利用の最大のデメリットは乗り換えだと思います。
京成上野駅はJRや地下鉄の上野駅から少し離れていて、上野公園のあたりになります。
大きな荷物を持って広い上野を歩き回るのはかなり大変です。
京成上野から乗らない場合は、日暮里から乗ることになります。
乗り換え自体はそんなに難しくありません。日暮里駅はJRと京成の乗り換え改札は目立つので迷うことはないと思います。
問題は「日暮里までどう行くか」です。
日暮里は山手線と常磐線が停車します。京浜東北線も停車しますが、日中は快速運転になり日暮里は通過します。
スカイライナーで行く場合は日暮里までの行き方を考える必要があります。
品川・新橋・浅草・押上(東京スカイツリー)などから成田空港に行く場合はアクセス特急やリムジンバスの利用も選択肢に入れといたほうがいい思います。
いかがでしたか?
デメリットもありますが直通運転が多く京成線でのアクセスは比較的楽ですし、スカイライナーはとても快適で速いです。
成田空港に行く際に京成線を使う場合、参考にしてみてください。