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伊丹空港からのアクセス指南 新幹線と飛行機どっちがいい?

東京から大阪までの移動は新幹線が有名ですが、飛行機も充実しています。

大阪近郊の空港だと、伊丹空港・関西空港・神戸空港の3つの空港があります。

個人的な感覚としてANA・JALは伊丹空港、国際線とLCCは関西空港、スカイマークが中心の神戸空港という感じです。

今回は伊丹空港からのアクセスと、東京から伊丹空港を経由して大阪・京都までの移動について、新幹線と比較しながら観光客の視点で書いていきます。

 

伊丹空港から大阪・京都方面へ

伊丹空港から大阪方面へのアクセスが主にモノレールと電車を乗り継いで行くリムジンバスの2つです。

大阪モノレールと電車を乗り継ぐ

伊丹空港から鉄道を利用する場合、近くの大阪空港駅からの大阪モノレールがあります。

大阪モノレールは日中10分に1本で本数が充実しており、モノレール乗り場も歩いてすぐです。

渋滞の心配もないので、時間が読みやすいところもメリットです。

しかし大阪の中心地へ出るには乗り換えが必要になります。これが大きなデメリット。

梅田(JR大阪駅)へは蛍池駅で阪急に、なんばへは千里中央駅で北大阪急行に、京都へは一番乗り換えの少ない河原町駅でも南茨木駅で阪急に乗り換えが必要です。

旅行で行っている観光客の方は大きな荷物を持って移動すると思うので、乗り換えは大変だと思いますし、時間帯によっては通勤・通学などで混雑します。

行先や用途によると思いますが、大阪や京都の中心地へ出る際は少し不便だと思います。鉄道での手段がモノレールしかないというのも伊丹空港の弱点ですね。

リムジンバス

鉄道がモノレールしかない伊丹空港は、関西の各都市へのリムジンバスが充実しています。

バスなので渋滞の心配がありますが、梅田やなんばといった大阪の中心地までは30分ほど、京都駅までは50分ほどです。

本数も20~30分間隔なので十分です。

運賃は梅田・なんばへは650円、京都駅へは1340円です。

天王寺やUSJ、神戸・奈良など主要駅までダイレクトに行けますし、必ず座れます。

乗り場も到着ロビーから直進して降りるだけ。迷うことなく行くことができます。

観光で行かれる方で時間に余裕がある方は、リムジンバスでの移動がおススメです。

伊丹空港を利用される方で、梅田のホテルをお探しの方はこちらのホテルが便利です。

伊丹空港を利用される方で、なんばのホテルをお探しの方はこちらのホテルが便利です。

 

新幹線vs飛行機

東京→大阪編

伊丹空港へのざっくりとしたアクセスはこれくらいにして、新幹線と飛行機での移動について考えていきます。

まずは大阪まで。

新幹線 東京(品川)→新大阪


東海道新幹線「のぞみ」利用で約2時間半。本数はだいたい10分に1本。
値段は14720円(乗車券込み・指定席・通常期)。
東京(品川)には新幹線の発車に間に合えばいい。
時間の変更が1度できる。
梅田やなんばまでは電車の乗り換えが必要。

 

飛行機 羽田空港→伊丹空港

ANA利用で約1時間。本数はだいたい1時間に1本。
値段は9400円~(ANAバリュー1最安)。
保安検査などあるので、早めに空港いないといけない。
手荷物が預けられる。
梅田やなんばまではリムジンバスで移動。

所要時間は飛行機に軍配、本数は新幹線が圧倒的に多いです。値段は飛行機が安いですが、これは空席予測と連動して変わるため、値段はほぼ同じとみていいと思います。

しかし飛行機の場合は搭乗前に保安検査などの手続きがあるため、羽田空港に遅くても30分前には到着していたいです。またバリューなどの安く購入した航空券は変更ができません。

新幹線の場合、東京や品川駅には新幹線の発車に間に合えばいいですし、きっぷは通常のものであれば乗車時間前なら1度だけ時間の変更ができるので、融通が利くのは新幹線の方ですね。(観光・旅行で行かれる方などツアーで組んでいる方は変更ができない場合があるのでご注意ください。)

とはいえ飛行機にも良さはあります。一つは手荷物です。

観光で行かれる方は手荷物が多いですよね。特に帰りはお土産もありますし…。

東海道新幹線は今年に入り特大荷物に関するルールができましたが、「特大荷物スペース付き座席」は繁忙期の際は満席ですぐに埋まるでしょうし、飛行機の機内に持ち込めるサイズのスーツケースは座席上の荷物棚に置けますが、電車の揺れやカーブを走行時には落ちてくる危険もあります。(実際に荷物棚からスーツケースが落ちてきたところも見たことがあります。)

また東海道新幹線には手荷物置き場などもありません。

一方飛行機ならば手荷物は事前に預けることができます。羽田空港で荷物を預ければ伊丹空港までは身軽です。また機内に持ち込めるサイズの手荷物も座席上の荷物棚はカバーでしっかり閉まります。開けない限り落ちてくる心配はありません。

そしてもう一つは大阪に着いてからの移動です。

東海道新幹線は新大阪駅に着きますが、新大阪でホテルを予約している人でない限り、新大阪が目的地ではないはずです。

観光で訪れる方は梅田(JR大阪駅)やなんばなどのホテルに泊まる方が多いと思います。

新大阪から梅田に行く際は東海道線に、なんばに行く際は地下鉄御堂筋線に乗り換えが必要です。

移動時間はそう長くはないですが、荷物を持って電車で移動するのは少し大変かと思います。

飛行機の場合、伊丹空港に着いてしまえばリムジンバスで直接梅田やなんばの方へ行けますし、荷物も預けられます。おまけに必ず座れます。

快適さに関していえば飛行機の方が上回っていると思います。飛行機ならばマイルも貯まりますし、上級会員の方は優待を受けられます。

私個人の見解としてどちらがいいかと言われると…

「飛行機で行くのもありじゃない?」

という感じです。

 

東京→京都編

続いては京都まで

飛行機は伊丹と同じで、新幹線は京都駅まで「のぞみ」で2時間20分ほど、値段は14170円(指定席・通常期・乗車券込み)です。

私個人的な見解は…

「新幹線の方がいいかな」

という感じです。

理由は伊丹空港からのリムジンバスも京都駅までしか行かないからです。河原町方面に頻繁にリムジンバスがあればいいんですけどね…。

先述の通りリムジンバスも50分かかります。この場合、新幹線の手荷物に関するデメリットよりも移動時間のメリットの方が大きいと思います。

 

おまけ 東京→甲子園編

ここからはおまけです。野球好きの皆さまのために、今年は高校野球の開催が中止されてしまいましたが、甲子園までも書いておきます。

私の見解として…

「リムジンバスの時間が合えば、絶対飛行機!」

です。

新幹線で行くと、新大阪から大阪まで東海道線、少し歩いて梅田から阪神で甲子園と乗り換えが2回必要です。

もし伊丹空港からのリムジンバスの時間が合うようならば、甲子園までのバスで直接行った方が楽です。デーゲームなら甲子園から伊丹空港まで行ってそのまま帰れますよ。

 

伊丹空港からのアクセスと東京からの新幹線と飛行機の比較について書きましたが、大阪ならば飛行機も視野に入れて、京都ならば新幹線をメインに考えるといいと思います。

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Nao

東京都出身。 旅行が趣味のしがないサラリーマンが運営しているブログです。 旅行記をはじめ、鉄道や飛行機のことなど、日本国内・海外問わず、旅行に関する、ありとあらゆる情報を発信していきます。

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