JR特急の種別について解説します。
今回は常磐線を走る特急についてです。
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常磐線特急について
上野から茨城県と福島県浜通りの海沿いに沿って仙台方面へ走る常磐線。
今では上野東京ラインの開通により、品川から発着する列車がほとんどです。
その常磐線には「ひたち」「ときわ」の2種類の特急が走っています。
なお、どちらの特急も乗車券の他に特急券が必要です。
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特急「ひたち」
特急ひたち
停車駅:品川・東京・上野・(柏・土浦)・水戸・勝田・(東海・大甕・常陸多賀)・日立・高萩・(磯原・勿来)・泉・湯本・いわき・広野・富岡・大野・双葉・浪江・原ノ町・相馬・(亘理・岩沼)・仙台 ※()は一部停車
編成両数:全車指定席。10両編成。グリーン車は5号車。
運行本数:日中1時間に1本程度。
特急ひたちは、品川(便によっては上野)から水戸・日立を経由して、いわき・仙台方面に向かう速達列車です。
上下3本が品川〜仙台まで行き、残りのほとんどは品川〜いわきの運行です。
列車にもよりますが、ほとんどの特急ひたちは、上野の次は水戸までノンストップです。(上りなら水戸から上野までノンストップ。)
概ね1時間に1本運行されていて、下りの上野駅の発車が毎時00分発です(22時と23時を除く)。
これは上野始発時代の名残で、品川駅は毎時45分発、東京駅は毎時53分発になります。
特急ひたちの下り最終は、上野21時00分(品川20時45分)のいわき行きです。
特急ひたちは全車指定席です。自由席の発売はありませんが、座席未指定券の発売があります。
特急ひたちで水戸までは1時間数分、いわきまでは2時間半ほど、仙台までは4時間半程かかります。
余談ですが、JR東日本の在来線特急では、特急ひたちの品川〜仙台間が最長です。
ただ東京都心から仙台まで行く場合は、東京駅か上野駅、もしくは大宮駅から東北新幹線を使う人がほとんどだと思います。
値段はともかく、東北新幹線はやぶさだと、東京から仙台まで1時間半なので、時間がかかりすぎますからね…
余程の鉄道好きでないと乗らないでしょうね。
特急「ときわ」
特急ときわ
停車駅:品川・東京・上野・柏・(龍ケ崎市・牛久・ひたち野うしく)・土浦・石岡・友部・(赤塚)・水戸・勝田・(東海)・大甕・常陸多賀・日立・高萩 ※()は一部停車
編成両数:全車指定席。10両編成。グリーン車は5号車。
運行本数:日中1時間に1本程度。
特急ときわは、品川(便によっては上野)から柏・土浦を経由して、水戸・勝田方面に向かう速達列車です。
特急ひたちよりも、距離が短いです。
ほとんどの列車が品川〜勝田での運行ですが、列車により高萩に行く列車や、土浦止まりの列車があります。
特急ひたちと交互に運行する形で、下りの上野駅の発車は毎時30分発(品川は毎時15分、東京は毎時23分)です。
なお、22時と23時は00分発があり、上野23時00分発(品川22時45分発)の勝田行きが下りの最終列車です。
特急ときわもひたち同様、全車指定席です。特急ときわも自由席は発売してませんが、座席未指定券の発売があります。
所要時間は土浦までは約40〜50分、水戸までは約1時間20分です。
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常磐線特急「ひたち」「ときわ」は全車指定席ですが、駅で購入するよりおトクに買う方法があります。
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今回は常磐線特急「ひたち」「ときわ」について紹介しました。
水戸やいわきなどの帰省や出張に限らず、常磐線沿線にはひたち海浜公園(最寄り駅は勝田)やスパリゾートハワイアンズ(最寄り駅は泉)など、観光地が目白押しです。
このブログが少しでも参考になると嬉しいです。
常磐線特急で旅行に出かけてみてください!
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