日本のどこよりも早く秋を迎える北海道
今回はJR北海道が発売してる『北海道フリーパス』を使って、北海道の周遊旅行をしてみました。
(本当はHokkaido Loveパスを使いたかったのですが…。)
いざ北海道へ!
AIRDOにて函館へ
行程①
羽田空港 6:55→函館空港 8:15 ADO57
ANA推しの私にとっては久しぶりのAIRDOに搭乗です。(とはいってもコードシェア便)
機内でのドリンクサービスのホタテスープ。
澄んだ色のスープにはホタテの旨味が凝縮されていて美味でした。
紙コップも洒落てる。
飛行機は青森県・十和田湖の上空を超えると、まもなく道南の中心地・函館に到着です。
東京はまだ紅葉の時期ではありませんが、函館は木々が色づいて秋模様でした。
10分延で函館空港に到着です。
北海道の翼AIRDOを降りてから、5泊6日の北海道周遊ツアーが始まります。
函館観光
湯倉神社 ~函館の温泉街にある神社~
函館空港に到着した私は、紅葉を見るため香雪園に行きます。
しかし、函館空港からは直接バス等で香雪園へ向かうことができないので、途中の湯倉神社前で乗り換えます。
行程②
函館空港→湯倉神社前 函館バス(96系統)
函館には駅に向かうシャトルバスを運行する「函館帝産バス」と函館市内で路線バスを運行している「函館バス」がありますが、今回は後者の「函館バス」を利用します。
湯倉神社前で時間があるので、湯倉神社を参拝してきました。
湯倉神社は、函館の温泉街である湯の川温泉の近くにある神社です。
本殿の脇に「神兎」という、かわいらしいウサギの石像があります。
これは「因幡の白うさぎ」にちなんで、より多くの御神徳を受けてもらうために設置されたそうです。
「神兎」をなでるとご利益をいただけるそうです。
もちろん私もいっぱいナデナデしてきました。
神社を散策していると、香雪園に向かうバスの時間になりました。
湯倉神社前バス停から香雪園に向かいます。
香雪園 ~函館を代表する紅葉の名所~
行程③
湯倉神社前→香雪園 函館バス(82系統)
約10分間、バスに揺られて香雪園にやってきました。
かわいらしい待合室とひっそり佇むバス停。そして周りをこれでもかと彩る色とりどりの木々たち。
ジブリでありそうな光景ですね。
そのバス停からすぐの場所に「香雪園」の入口があります。
入口を入って早々…
赤に黄色にオレンジと木々が色づいていて、まさに見頃でした。
11月上旬に見頃を迎える香雪園は、函館を代表する紅葉の名所。
とても広大な敷地で紅葉を楽しむことができます。
公園の中心は旧岩船氏庭園で、国の指定文化財になっています。
その香雪園の目玉スポットは「園亭」です。
この園亭、実はこの小屋の中にも入れます。
中から見た光景は、こんな感じ。
四季が楽しめそうで、風情があります。
広い園内、まだまだ楽しみたいですが…
周遊旅は時間との戦い。この辺で香雪園をあとにします。
ちなみに香雪園へは、函館駅前からだと直接行くことができます(函館バス82系統、約40分)
季節を感じられる美しい公園でした。
箱館奉行所 ~五稜郭の真ん中へ~
箱館に来た目的は香雪園だけなんですが、せっかくなので五稜郭にも行ってみました。
行程④
香雪園→湯倉神社前 函館バス(82系統)
湯倉神社前→五稜郭タワー前 函館バス(5系統 五稜郭タワー・トラビスチヌシャトルバス)
なお函館バス5系統の 「五稜郭タワー・トラビスチヌシャトルバス」
函館駅と函館空港を、函館の観光名所の 「五稜郭タワー 」と「トラビスチヌ修道院」を経由して結ぶ、とても便利なバス。
函館にお越しの際は、ご利用を積極的に検討してみてください。
話は逸れましたが、五稜郭タワーのふもとに到着です。
五稜郭を見学する前に、腹ごしらえです。
函館をいえばラッキーピエロ
五稜郭タワーのすぐそばに、とにかく目立つ黄色い看板
ラッキーピエロは函館を中心に店舗を構えるハンバーガーチェーン店です。
函館以外には店舗を構えていないため、函館に来ないと食べられません。
ラッキーピエロの代名詞、チャイニーズチキンバーガーをいただきました。
バンズにジューシーな唐揚げが3つ挟んだバーガーと、クリームがかかったポテト。
こってりした口の中を、さっぱりさせてくれるウーロン茶。
素晴らしいバランスです。美味しくいただきました。
箱館奉行所
お腹を満たしたところで五稜郭へ。
今回は五稜郭の中心にある箱館奉行所に行きました。
(”箱館”となってますが、誤植ではありません)
星形五角形の五稜郭の全景を見たい方は、五稜郭タワーに登ってください。
江戸時代に作られたものですが、有名になったのは戊辰戦争(明治新政府軍と旧幕府軍との戦争)の最後の戦い「箱館戦争」の舞台になったことですかね。
明治4年に取り壊されましたが、平成に入り復元されました。
中は博物館にもなっており、歴史好きの方にはとても見ごたえがあります。
箱館奉行所や江戸・明治期の蝦夷地(現在の北海道)の様子が詳しく解説されています。
函館の歴史を感じられる場所、箱館奉行所。
五稜郭を中から楽しむのも、おもしろいですよ。
入館料は大人500円、学生以下は250円です。
周遊ツアーのはじまり
本当はトラビスチヌ修道院とかの行きたかったのですが、ここで函館から移動します。
行程⑤
五稜郭公園入口→函館駅前 函館バス(25系統)
北海道の南の玄関口、函館駅です。
ここ函館から、北海道に向かう線路が伸びていきます。
函館駅で少し時間があったので、散策してみると…
青函連絡船の摩周丸が展示してありました。
船内は博物館になっています。(有料)
青函連絡船の歴史を語る摩周丸。迫力があってかっこいいです。
青函トンネルが開通し、現在は新幹線ができて北海道に来やすくなりました。
函館駅に戻り、北海道フリーパスを購入し、特急北斗に乗ります。
ここ函館から札幌を経由して、この日に泊まるホテルがある旭川に向かいます。
ようやく周遊ツアーの始まりです。
行程⑥
函館 15:01→札幌 18:47 特急北斗15号
3時間46分の移動のお供、スナッフルズのチーオムプリン。
函館の有名洋菓子店スナッフルズのチーズスフレにプリンを組み合わせた最強のスイーツ。うますぎました。
大沼公園や洞爺、苫小牧と道南を颯爽と駆け抜けた特急北斗15号は、定刻通りに札幌駅に到着。
札幌ではゆっくりする間もなく、旭川に向かう特急ライラックに乗り換えです。
行程⑦
札幌 19:00→旭川 20:25 特急ライラック37号
札幌から特急に揺られること1時間25分。
函館を出発してから約5時間30分。旭川駅に到着です。
旅の続き→②道北・稚内編
北海道のきっぷについて→北海道フリーパスとHOKKAIDO LOVEパス
この日の旅程
1日目の旅程
羽田空港 6:55→函館空港 8:15 ADO57
函館空港→湯倉神社前→香雪園 函館バス
香雪園→湯倉神社前→五稜郭タワー 函館バス
五稜郭公園入口→函館駅前 函館バス
函館 15:01→札幌 18:47 特急北斗15号
札幌 19:00→旭川 20:25 特急ライラック37号
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