多くの鹿に遭遇し、世界遺産にもなった歴史的な建造物を見学した奈良。
ディスカバリーKANSAI 年末の奈良・京都1日満喫旅 ①奈良編
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今回の記事は奈良から近鉄と京阪を乗り継いで京都方面に向かいました。
※この旅行は緊急事態宣言前の2020年12月に行った時のものです。
奈良から京都伏見へ
午前中の奈良の散策を終えて、京都方面に向かいます。
奈良から京都に向かう場合、JR(奈良線)と近鉄の2つのルートがあります。
旅行の条件にもよりますが、近鉄のほうが奈良公園から近い場所に駅があります。
今回の奈良から京都方面の移動も近鉄を利用しました。
近鉄で京都方面に向かい場合、種別が2種類あります。
近鉄京都駅に向かう電車と竹田駅から京都市地下鉄烏丸線に直通する電車(国際会館行き)です。
両方ともJRや新幹線が乗れる京都駅には行きますが、運賃が違います。
旅行の目的に応じて使い分けたいですね。四条烏丸などに行きたい場合は、地下鉄直通の方が便利ですからね。
今回の場合は途中で伏見に寄るので、行先などは関係ありませんでした。
近鉄奈良駅から京都線の急行に揺られて約40分。
伏見に近い桃山御陵前駅に到着です。
坂本龍馬が襲撃された旅籠・寺田屋
今回私が伏見に来た目的は、坂本龍馬が襲撃された旅籠・寺田屋を見に行くためです。
桃山御陵前駅を降りて、寺田屋へ向かいました。
近鉄の桃山御陵前駅から歩いて1~2分のところに、別の路線の駅があります。
京阪電車の伏見桃山駅です。
近鉄の桃山御陵前と京阪の伏見桃山の駅は近いですが、乗り換えはできません。
近鉄と京阪を乗り換える際は丹波橋(近鉄丹波橋)駅になります。(丹波橋の方が近鉄と京阪の優等列車が停車するので便利です。)
さらに商店街を抜けて、しばらく歩くこと10分。
細い路地からひょっこりと古風な建物が出現します。
これが寺田屋です。坂本龍馬遭難の場所だとわかる目印もあります。
脇の小さな庭には坂本龍馬の像が建てられています。
正面から見るとこんな感じ。
左腕を懐に突っ込んで、遠くを見ている坂本龍馬。やはりこのポーズのイメージが強いですね。
狭いスペースではありますが、坂本龍馬に関する碑が置かれています。
寺田屋の中にも入ることができました。大人400円で見学できます。
建物も決して大きな建物ではありませんが、坂本龍馬関連の史料が展示されています。
建物の中からパシャリ。もしかしたら坂本龍馬も同じ風景を眺めていたかもしれませんね。
他にも襲撃の刀後や部屋なども見ることができます。結構見ごたえがあって、歴史(特に幕末)が好きな人には必ず訪れてほしいですね。
歴史の一幕を感じられる貴重な場所だと思います。伏見に来たなら寺田屋。一度は寄ってみてください。
京都・伏見を歩いてみた
坂本龍馬が襲撃された寺田屋など、歴史情緒がある伏見。
実は昔からの酒蔵が多く、水上交通の要所として発展してきました。
その様子は今でも伏見を歩いてみると、何となくわかります。
日本酒でお馴染み月桂冠なども酒蔵を構え、伏見に月桂冠大倉記念館という博物館もあります。
水路も残されていて、水路を巡る十石舟も運行しています。
歴史が好きな方、お酒が好きな方、お散歩が好きな方は是非とも伏見に訪れてほしいですね。
歩いているだけでも結構楽しいですよ。
いざ京へ!晩秋の智積院へ
伏見での散策を終え、京都に向かいます。
ここからは京阪で移動します。近くの駅の中書島駅へ。
ここから京都の七条駅まで向かいます。
特急で約8分。あっという間です。
なお京阪の特急は特急券などは必要ありません。乗車券やICカードのみで乗ることができます。
七条駅から歩いて10分ほどのところにある、智積院(ちしゃくいん)というお寺に行ってみました。
紅葉も終わりかけの晩秋でしたが、人気の京都。
しかもGo Toキャンペーンが重なって人では多いですが、智積院は比較的静かでした。穴場なのかな?
紅葉が終わりかけとはいえ、十分きれいでした。
智積院には庭園があり、500円で見学ができます。千利休がお気に入りの庭園だったみたいですね。
池が広がっていて、ゆっくり楽しむことができます。
とてもきれいな庭園ですが、やっぱり人が少ない…。畳に座って眺めることもできます。
紅葉はとてもきれいですが、やはり穴場感がありますね。
京都でゆっくりと秋の終わりを満喫することができました。
大阪で高速バスを降りて、早朝から奈良を巡り、近鉄に乗って伏見に寄って、京阪に乗って京都に行くという弾丸日帰り旅行でしたが、時間を有意義に使った旅行ができました。
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この智積院からバスで京都駅まで行って、新幹線で東京まで帰りました。
その新幹線ですが、今回は「ぷらっとこだま」を使ってみました。
2時間20分ほどの「のぞみ」に対して、「こだま」は約4時間…。
高速バスほどではありませんが、のんびりと東京に帰ってきました。
そんな「ぷらっとこだま」の乗車記などについては、また次回に記事にしたいと思います!