東京もようやく梅雨が明けて、暑い夏がやってきました。
これまでのスッキリしない天気が、嘘のように晴れ間が広がってきました。
今年はこれまでの夏とは違って、近くで過ごされる方が多いかと思いますが、今回は下町・門前仲町の富岡八幡宮に行ってまいりました。
富岡八幡宮
東京メトロ東西線と都営大江戸線が乗り換えができる門前仲町駅です。
門前仲町駅から永代通りに沿って歩いて5分くらいのところに大きな朱色の鳥居が見えてきます。ここが富岡八幡宮(深川八幡)です。
中に入ってみると、右側に大きな石碑があります。
大関力士碑と巨人力士身長碑です。
富岡八幡宮は大相撲ゆかりの石碑が多くあります。実は本殿の裏に横綱力士碑などがありましたが、御本殿の裏側に行くのを怠ってしまいました。
おかげで御神木のイチョウの木も見落としてしまいました…。やってしまった。また行かないと…。
この大関力士碑の向かいには歴史の教科書でお馴染みの江戸時代の偉人がいます。
江戸時代の測量家・伊能忠敬の銅像です。
17年かけて日本全国を測量し、『大日本沿海輿地全図』で日本で初めての実測による日本地図を作りました。
もちろん車もない時代に日本全国を歩いて地図を作り、その作った地図が高性能なものだったという凄いことをした人なんですが、当時住んでいたのが門前仲町だったそうで、測量に行く前に富岡八幡宮を参拝してから向かったみたいです。
伊能忠敬の地図作りは、おそらく富岡八幡宮から始まった訳ですね。
しばらく歩いていくと、富岡八幡宮の御本殿に着きます。
綺麗な朱色の御本殿です。夏の青空がまたいい感じで御本殿を引き立たせてます。
参拝の後は、右側に御朱印の受付があるので、御朱印をいただく方は右側に進みます。
昨今の事情で手渡しですが、御朱印をいただくことができました。
富岡八幡宮は東京十社の一つなので、東京十社巡りの御朱印帳に御朱印をいただくページがあります。
そのページに貼り付けておけば大丈夫です。
東京下町・門前仲町に鎮座する富岡八幡宮。とても見ごたえがある神社です。
深川不動尊
富岡八幡宮のすぐ近くに、深川不動尊というお寺があります。
深川不動尊は門前仲町から富岡八幡宮に向かう間にあって、立派な参道があるので、一瞬富岡八幡宮と間違えそうですが、手前にあるのは深川不動尊というお寺です。
深川不動尊も大きくて立派なお寺です。ちょっと新しい感じもします。
平日にも関わらず、多くの人が参拝に来てました。
富水のW天丼
ちょうどお昼時だったのでランチにしました。
富岡八幡宮の近くにあるお食事処・富水(とみすい)です。
鮮魚店に併設されています。お魚が美味しいと評判のお店です。
富岡水産の略で富水なんですね…。
私がいただいたのはW天丼(1050円)です。
ダブルは穴子と海老のことです。
穴子の大きさにびっくり。器からも写真からのハミ出ています…。
この時期は穴子が旬なので注文してみました。
味は最高に美味しいです。天ぷら屋さんに匹敵、いやそれ以上に美味しいです。
衣はサクサクで、穴子もふわふわ、海老はプリプリ、贅沢で満足度が高いです。1050円は十分安いと思います。
店員さんも気さくで、下町らしくて良かったです。これはリピート確実ですね。
天丼以外にもお刺身や焼魚・煮魚の定食があります。種類が豊富で、どれも美味しそうでした。
夜は居酒屋として営業しているそうです。
日曜日は定休日で、それ以外の日も不定期にお休みするそうです。
ランチは11:00から14:00までです。
今回は門前仲町の富岡八幡宮を中心に巡りました。
美味しいお店も見つけられて大満足です。
門前仲町にお越しになられたときは、是非立ち寄ってみてください。
この後私は東京十社巡りの続きで王子に向かいました…。
その様子はまた次回!