21:50東京駅、今となっては唯一の定期寝台特急に乗って…
サンライズ瀬戸で高松に到着しました。
今回は弾丸で高松・栗林公園と徳島・鳴門の大塚国際美術館、渦の道を巡る旅です。
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香川・高松編
栗林公園で初夏を楽しむ
高松駅に到着したのは、定刻通り7:27。
ここから高松にある特別名勝・栗林公園(りつりんこうえん)に行きます。
栗林公園へは、JR高松駅から少し離れた琴電・高松築港駅から栗林公園駅に向かいます。
栗林公園からは歩いて10分です。
広さは国内最大級・栗林公園
栗林公園は国の特別名勝に指定されている文化財庭園の中で、最大の広さを誇るそうで…
ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンという外国人向けのガイドブックでも、最高位の三ツ星を獲得しています。
あまりに広い敷地なので、全部回ると半日はかかります。
「栗」の文字がありますが、実は「松」が有名です。
なかでも鶴亀松は、園内でも特別な存在感を放っています。
こちらはお手植え松。大正時代に当時皇太子だった昭和天皇や、同じく皇太子時代のイギリス国王・エドワード8世が植えた松です。
こちらは南湖。池じゃなくて湖って書きます。
季節は初夏。緑が美しいです。
花しょうぶ
栗林公園には「花しょうぶ園」があり、訪れた6月中旬には見頃を迎えてました。
栗林公園では、数千株の花しょうぶが植えられています。
紫と白がとにかくきれいでした。
和傘のレンタルもあり、写真撮影に使うことができます。
日本庭園に和傘は映えますね。
食わずに帰れない讃岐うどん
栗林公園から20分ほど歩いて、瓦町駅周辺まで来ました。
香川といえば、うどん。うどんを食わずには帰れません。
今回は、さか枝うどん南新町店でぶっかけうどんをいただきました。
しっかりとコシのあるうどんは、文句なしで美味しいです。
天ぷらも美味しかったです。
香川・高松から徳島・鳴門へ
うどんを食べ、お腹を満たしたところで、瓦町駅から琴電に乗って、高松駅まで戻ります。
琴電は昔の京急の車両を使っています。東京在住の私からするとどこか懐かしい…
高松駅からは、特急うずしおと鳴門線を乗り継いで、徳島の鳴門へ向かいます。
高松から1時間ちょっと、池谷(いけのたに)という駅で乗り換えます。
池谷駅は特急が止まる駅とは思えないくらい、のんびりとした駅です。
ちなみに鳴門線に乗り換えるには、歩道橋で線路を渡らないといけません。
歩道橋からは、高徳線と鳴門線の合流が見れました。
鳴門線に乗り換えて16〜7分。
鳴門駅に到着です。
鳴門駅のバス停には足湯がありました。
徳島・鳴門編
大塚国際美術館で世界的名画と触れ合う
鳴門駅からはバスで
鳴門駅から、大塚国際美術館という美術館に向かいます。
大塚国際美術館までは鳴門駅から路線バスが出ています。
鳴門駅から大塚国際美術館までは15分ほどで、料金は290円です。
注意点は、Suicaなどの交通系ICカードが利用できないことです。
バスに乗るとき整理券をとり、降りる前に両替をして、運賃箱にお金を入れて降ります。
小銭を用意しておくか、高額紙幣は前もって崩しておいてください。
名画がたくさん!
大塚国際美術館に来た理由は、世界的な名画が日本にいながら鑑賞できるからです。
もちろん複製ですが、古代から現代まで1000点以上の名画が原寸大で展示されています。
入って一番目を引いたのは、システィーナ・ホール。
バチカンにあるシスティーナ礼拝堂の「最後の審判」を再現したものです。
美しさはもちろん、よくこんなデカいものを作ったなと感心してしまいました。
ほかにも、教科書で見たことがあるような絵画をたくさん見ることができます。
嬉しいのが、写真撮影がOKだということ。
記念にと撮りすぎました。
Instagram版にも写真を載せてあるので、覗いてみてください。
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とにかく広い!
この大塚国際美術館、とてつもなく広い美術館です。
国内最大級の美術館で、鑑賞ルートは4キロあるんだとか…。
ただここまで広いので、土日でもあまり混雑が気にならず、ゆっくり鑑賞することができました。(訪問日は土曜日)
チケットは前売り券をオンラインで購入すると、安く購入できるのでおススメです。
日本にいながら、世界的な名画をたくさん見られる、なんともお得な美術館です。
1000点以上の作品があるので、じっくり見てると1日があっという間に終わってしまいます。
行かれる際はお時間に余裕を持って、行ってみてください。
うずしおが見える?!大鳴門橋・渦の道
徳島といえば「うず潮」って方も多いのでは?
私もそうです!可能であれば、うず潮を見てみたい!
という訳で、大鳴門橋・渦の道に行ってみました。
歩いて20分くらいだそうですが、広い栗林公園とデカい大塚国際美術館で歩き疲れているので、バスを使いました。
バスは「鳴門公園」が最寄りです。
鳴門公園バス停から5分ほど歩くと、渦の道に到着です。
入場券を買って、早速入ってみます。
渦の道は大鳴門橋にある遊歩道です。
ところどころにガラス張りの床面があり、真下の海を見ることができます。
高いところが苦手な方は気をつけてくださいね。
満潮か干潮の時間になると、渦の道からうず潮を見ることができます。
私の場合は…
満潮2時間前で、ちょっと微妙な感じになりました…。
徳島阿波踊り空港へ
この日は当日中に東京に帰るので、徳島空港へ向かいます。
先ほどの鳴門公園バス停から徳島空港へバスが運行されているので、バスに乗りこみます。
バスに乗り40分ほどで、徳島阿波踊り空港に到着です。
阿波踊りでお出迎えしてくれました。
徳島空港にはラウンジがないため、飲食スペースで休憩しました。
徳島ラーメン、美味しかったです。
サンライズ瀬戸から弾丸四国(高松・鳴門)旅。
意外と満喫できましたが、よく歩きました。
とくに大塚国際美術館は広いので、時間に余裕を持ってください。
またうどんを食べに行きたいです。
少しでも旅の参考になれば嬉しいです。
弾丸とはいえ、四国はいいところです。是非訪れてみてください。