コロナ禍とはいえ、せっかくの秋の行楽シーズン。
Go Toキャンペーンも利用してみたかったので、久々の旅行に行ってみました。
今回はJR西日本の株主優待を使って、出雲から北陸方面に抜ける旅行をしてみました。
今回は金沢を一日散策してみました。その後編です。
金沢城公園から長町武家屋敷跡へ
金沢城公園を後にして、長町武家屋敷跡へ向かいました。
向かう途中で立派な神社を発見。
尾山神社です。裏手から入って、突然出てきたのでびっくりしました。
鳥居の先はとても洒落た門がありました。
見上げるとこんな感じ。
この尾山神社から、さらに歩くこと15分ほど。
細い路地の先に、長町武家屋敷跡に到着です。
長町武家屋敷跡の中でも、ひときわ有名なのが野村家の御屋敷です。
有料ですが、中に入ることができます。(大人550円ですが、金沢市内一日フリー乗車券で割引の特典が受けられます。)
中にはこれまた立派な庭園があります。
錦鯉が優雅に泳いでます。さすがは1200石を誇ったお金持ちのおうちです。
縁側でぼーっと庭園を眺めているだけで、すごく落ち着きます。
長町武家屋敷跡は野村家に限らず、武士が隆盛を誇った江戸時代の雰囲気が味わえる場所になっていて、街並みがそのまま残されています。
和風の高い塀に石畳と、写真が映えます。
日本ならではの季節を感じさせるのもまたいいですね。
御屋敷の中でも、カフェや雑貨やなどで営業しているところもあります。
ちなみに高田家の御屋敷もあります。
こちらは小さめです。ただ家の前とは思えないくらい立派な庭園です。
長町武家屋敷跡も歩いているだけで楽しいですね。
金沢に来た際はマストで訪れたいところです。
ひがしに比べるとこじんまり?にし茶屋街
長町武家屋敷跡から再びバスに乗ります。
近くの香林坊というバス停から乗車しました。
香林坊はどうやら金沢の繁華街みたいですね。大型の商業施設が立ち並んでいました。
香林坊から5分ほどバスに乗って、にし茶屋街に向かいます。
にし茶屋街はひがし茶屋街に比べると、かなりこじんまりとしています。
お店も少ないですし、観光客も少ないです。
特に目的がなければ、5分もいれば十分な場所ですね。
だいぶコンパクトな、にし茶屋街ですが、芸妓さんがまだ数多くいるみたいで、夕暮れ時になると華やかになるのだとか…。
私が行ったときは芸妓さんに遭遇できませんでしたが、訪れる際は夕方がよさそうですね。
近江町市場でホタテを食す
にし茶屋街の近くのバス停からバスに乗り、今度は金沢の台所・近江町市場に向かいます。
11月になると金沢港で水揚げされるカニが売られています。
ちょうど訪れた時もカニがたくさん並んでいました。
海産物を購入することもできますが、近江町市場の魅力はその場で海産物をいただくことができます。
私もいただいてみました。
大ぶりのホタテの貝柱が三つ。600円だったかな?少し醤油をかけすぎました…。
味はプリプリで美味しいです。あっという間に平らげてしまいました。
近江町市場も活気があって、新鮮な海産物に出会えるのでおススメですよ~。
次行ったときは香箱ガニを食べてみようかな。
新幹線で…
金沢を一日ながら満喫した私。美術館には目をくれず、またまた移動です。
新幹線で東京へ…。
と普通の人は考えるでしょう。(ちなみに写真下のキャリーケースは、私が愛用しているエースのキャリーケースです。)
しかし私は旅行に行く前に、富山から羽田のANA便を予約していました。
という訳で…。
下の「かがやき」ではなく、「つるぎ」で富山に向かいます。
ちなみに北陸新幹線ができた当初から、富山と金沢を往復しているだけの「つるぎ」なんていらないだろうと、ずっと私は思っていました。
しかしこれには理由があり、「つるぎ」は大阪方面に向かう特急「サンダーバード」に接続しているとのこと。
昔は「サンダーバード」は富山まで行きましたからね。大阪から富山(逆もしかり)に向かう人の利便性をとった列車みたいです。
なお、富山はJR西日本の管轄なので、JR西日本の株主優待が使えます。
ただ途中でJR東日本に管轄が変わるため、JR西日本の株主優待が使えるのは会社が変わる上越妙高までです。
長野・東京方面へはJR西日本の株主優待は使えないので気をつけましょう!
富山で飛行機に乗るだけじゃ、もったいない…
金沢から新幹線に揺られること、たった25分。
富山に到着です。
出雲市から続いたJR西日本の株主優待の旅もここで終わり。そのきっぷは富山駅の自動改札に吸い込まれていきました。
富山では正直やることはなく…(失礼)。
空港に向かうだけです!(笑)
富山駅から富山空港へはバスで向かいます。
富山駅6番乗り場から発車する、36番のバスで空港に向かいます。
運賃は420円です。小銭での支払いになるので、早めに両替を済ませて、スムーズに降りられるように420円を握りしめて乗りました。
バスに揺られて40分で到着します。
富山で何もしないのもねぇ…
富山であっさりと空港についてしまいました。
ただ思い出もなく、何もしないのも…。と思った私。せめてグルメだけでも。
富山空港の中にお寿司屋さんを見つけたので、お寿司を満喫することにしました。
「廻転とやま鮨」です。
富山も海産物が美味しいですからね。早速入店。
「廻転」とありますが、回っていません(笑)。大将が握ってくれます。
奮発して特上10貫(3980円)を注文。出てきたお寿司がこちら。
大トロ、のどぐろ、カニ。ここでカニを食べられるとは…。
しかもネタが大きい。口いっぱいに頬張ります。
富山の名産・白エビ、いくら、カニみそ。たっぷりのカニみその下にもカニがたくさん!
氷見のブリ、バイ貝、クロダイの腹と背。氷見のブリまで満喫できるなんて…。
お吸い物もついてきます。
特上とだけあって、文句なしに美味しい!奮発して大正解!富山に来て本当に良かったです。寿司だけ食べに来てもいい!
満足度MAXの絶品でした。
すごく美味しいお寿司が味わえますが、大将一人で握っているので時間がかかります。
飛行機の時間に余裕をもって、なるべく早く空港に向かいましょう。
富山でお腹を満たし、大満足した私は飛行機で羽田に帰りました。
東京まで新幹線がある富山ですが、飛行機は満席でした。
意外と需要があるんですね…。
やっぱり落ち着くANA。1時間ちょいなのにモニターがついてました(笑)。
これにてJR西日本株主優待の旅は終了です。
出雲市から岡山、大阪、金沢を経由して富山でゴールです。
JR西日本の株主優待は片道の乗車券とその行程の特急券がすべて50%割引になるお得な優待です。
とても便利で、お得なので知ってもらって、活用してほしいと思います。
別の機会にJR西日本の株主優待について記事を書きたいと思います。
11月の旅行ですが、気がつけば年末…。ブログをだいぶりサボりました。
もうひとつ旅行記がありますが、年越してからになりそうです。
もっと頻度を上げられるように、頑張ります。