2024年5月下旬。
愛媛・下灘駅から東京・国立競技場まで向かいました。
誰もそんなことはやらないであろうことを、今回やってみました。
楽しみながら、お読みください。
まずはスタート地点の下灘駅へ
ANAラウンジで呑み、プレミアムクラスを楽しむ
いつもお世話になってる羽田空港。そしてANAラウンジ。
国内線のラウンジなので、軽食はありません。
今回は羽田空港のローソンでつまみを買って、ビールで一杯です。
ローソンのあぶりベーコンとサラダです。
あぶりベーコンが美味しかったです。ローソンのレンジで温めてくれます。
羽田空港から飛行機に乗り、松山空港へ向かいます。
今回は往復プレミアムクラスです。
プレミアムクラスでは、お弁当が出るのが嬉しいポイント。
美味しくいただきました。
プレミアムクラスを楽しんでるのも束の間、松山空港に到着です。
そういえば、この約2週間前に台湾に行きまして…
今回は台北の松山（ソンシャン）空港ではなく、愛媛県の松山（まつやま）空港です。
松山で一泊
下灘駅から国立競技場へ向かうのは翌日。
この日はホテルで一泊します。
空港シャトルバスに乗り、大街道バス停で下車。
バス停のすぐそばにある、ANAクラウンプラザ松山で一泊です。
松山から下灘駅へ
翌日、松山からスタート地点の下灘駅に向かいます。
まずは朝食。
目の前で作ってくれるオムレツが美味しいです。
私はANAスーパーフライヤーズ会員（SFC）なので、朝食が無料でした。
ANAスーパーフライヤーズ会員の特典を使えば、特別プランで安くなり、朝食も無料なので、大変お得でありがたいです。
朝食を食べ、チェックアウト。
すぐそばの大街道の電停からJR松山駅に向かいます。
JR松山駅からは、伊予長浜経由の予讃線に乗ります。
予讃線でも経由が違うと下灘駅に行けないので、気をつけないといけません。
あと列車にトイレもないので、事前に済ませておきましょう。
映えると話題の下灘駅
海がすぐ目の前
松山駅から約1時間ほどで、下灘駅に到着です。
下灘駅はかつて青春18きっぷのポスターになるなど、なにかと話題になる駅です。
下灘駅を降りてみると、味わい深い光景が広がっています。
線路の向こうの大海原に…
ひっそりと佇む駅のホームに、ポツンと屋根とベンチがあります。
それが、すごく絵になります。
幸運にも天気も良く、時間が経つのを忘れてしまうくらい美しい景色です。
ホームだけでなく、駅舎も素敵です。
赤いポストがレトロ感がありますね。
この美しい下灘駅から、東京の国立競技場に、サッカーの試合を観に行きます。
本数はかなり少ない
私が下灘駅に到着したのが、7時50分。
朝早いこともあり、到着した時はほとんど人がおらず、私を含めて降りた人は3人でした。
しかし、時間が経つにつれ、人が増え始め、下灘駅を出た8時48分になると30人ほど人がいました。
それでも、列車が来て乗車したのは、私を含めて4〜5人程度。
ほとんどの人は車で来るみたいですね。
それもそのはずで、下灘駅に来る列車はすごく少ないんです。（下灘駅の2024年6月現在の時刻表）
なので松山駅から列車で行く際は、帰りの列車を含めた時間を考えなくてはいけません。
下灘駅に列車で向かう際は、とにかく時間には気をつけましょう。
ここからスタート！下灘駅から道後温泉へ
松山といえば、やっぱり温泉
8時48分の列車が来たので、この列車に乗り松山駅に行きます。
ようやく旅が始まります。
約1時間の列車旅、車窓からの海の景色も美しいです。
約1時間で松山駅に到着です。
飛行機まで少し時間があるので、道後温泉に行きました。
JR松山駅前の電停から約20分、道後温泉に到着です。
2年前に来たときは、足湯しか浸かってないので、今回はちゃんと温泉に浸かります。
道後温泉にはいくつか施設がありますが、私が行ったのは「椿の湯」です。
ちなみに隣には絢爛な道後温泉別館・飛鳥乃温泉があります。
「椿の湯」には備え付けのシャンプーや石鹸はなく、ドライヤーも有料でしたが、温泉に浸かるだけなので問題ありません。
下灘駅からの移動の疲れが吹っ飛びました。温泉はいいですね。
道後温泉から羽田空港へ
伊予鉄の空港シャトルバスが便利
温泉で癒しのひと時を味わった後は、東京に向かいます。
まずは、道後温泉から松山空港へ向かいます。
松山空港へは、空港シャトルバスが便利です。
愛媛らしいオレンジ色（みかん色？）の車体が目立ちますね。
運賃は950円。時間は約40分です。
松山空港で名物を味わう
蛇口からみかんジュース
せっかく松山に来ました。
愛媛の名物を味わいましょう。
早速バスを降り、松山空港に入ると、みかんだらけでした。
フロアを歩いていると、少し不自然な蛇口が目に入ります。
なんと驚くことに、蛇口からみかんジュースが出るとのこと。
隣の売店で400円で代金を支払うと、カップがもらえます。
このカップに、例の蛇口をひねり、好きなだけみかんジュースを入れて飲むことができます。（もちろん1回だけ）
蛇口からジュースが出るなんて、まるで夢のようですね。
味も甘みと酸味が絶妙で美味しいです。
愛媛にいるからなのか、余計に美味しいような気がします。
楽しくて、美味しい。みかんの国ならではの体験ができました。
ANAラウンジでじゃこカツ
同じフロアを歩いていると、「じゃこ天」の文字が見えてきます。
じゃこ天とは、愛媛県名物の練り物です。
そして、カラッとあがっているコロッケのようなようなものを発見。
どうやら「じゃこカツ」という、じゃこ天に野菜を混ぜ、衣をつけて揚げたものだそう。
さっそく一つ購入し、松山のANAラウンジでいただきます。
おやつにも、おつまみにもなる万能料理で、美味しいですね。
焼酎にもよく合います。これはお気に入りです。
今度東京で見つけたら、すぐに購入します。
この日のプレミアムクラスのお弁当は？
松山空港から飛行機で、羽田空港へ向かいます。
帰りもプレミアムクラス。やっぱり嬉しいお弁当。
もちろん美味しいです。
羽田空港から国立競技場へ
大門駅での乗り換えが便利
羽田空港へ到着して、国立競技場に向かいます。
直接家に帰らないのは、たぶん初めてです。
羽田空港から国立競技場へ向かうには、いくつかルートがあります。
個人的には、大門（だいもん）駅での乗り換えが便利だと思います。
羽田空港から京急線（都営浅草線に直通する列車）に乗り大門駅へ、大門駅からは都営大江戸線（新宿方面）に乗り換えて国立競技場駅で下車をするというルートです。
乗り換えが1回で済みますし、国立競技場駅の地上出口を出ると、すぐ目の前が国立競技場なので、駅から歩くことも少ないです。
注意点は、都営大江戸線に乗る際に、進行方向を間違えないことです。
大門駅から新宿方面に乗れば、大丈夫です。
サッカー観戦を楽しむ
ゴールの国立競技場に着いたので、サッカー観戦を楽しみます。
この日は、スペインのレアル・ソシエダのジャパンツアーでした。
2024年5月現在、レアル・ソシエダには久保建英選手が所属しています。
対戦相手は、16年ぶりにJ1に昇格した東京ヴェルディ。
どうでもいい話ですが、東京ヴェルディは私の推しチームです。
結果は2-0でレアル・ソシエダの勝利でした。
下灘駅から約12時間で、無事に久保選手やヴェルディの選手のプレーを見ることができました。
下灘駅から道後温泉で温泉に浸かり、国立競技場でサッカー観戦という旅をしてみました。
おそらくこのような旅は、今後することはないでしょう。
しかし、下灘駅の景色に感動し、道後温泉で疲れを取り、サッカー観戦で熱くなり、旅を楽しむことができました。
皆さんも、自分にしかできない旅をしてみてください。
