きれいな海、青い空、美しいサンゴ礁…
本来はゆっくりと過ごしたい沖縄の離島旅。
しかし、2泊3日でかつ、1日目は午後に出発し、夕方に到着する飛行機
おまけにペーパードライバーで車の運転は、全く自信がない…
そんな私が、宮古島と石垣島を楽しんできました。
今回は2日目の前半、下地島・伊良部島編です。
一日目はこちらどうぞ!
【①宮古島編】レンタカーを使わず弾丸2泊3日沖縄・宮古石垣ツアー 1日目
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知る人ぞ知る島・下地島
自転車での移動が便利
2日目は、まず伊良部島のすぐ隣りにある島・下地島を巡ります。
下地島には「みやこ下地島空港」という空港があり、島全体が空港施設です。
そのため、自動車が入れない箇所がありますが、徒歩か自転車ならば巡ることができます。
徒歩で巡るのは、暑さもあり現実的ではないので、自転車がオススメです。
今回は、私が宿泊した「てぃだの郷」で、有料で自転車を借りることができました。
ちなみに、下地島空港でもレンタサイクルで自転車を借りられます。
下地島は2時間あれば余裕をもって巡れるので、下地島空港を利用する際にも時間が許す限り自転車で巡ることも可能です。
海が映える!17エンド
そんな下地島の一番と言ってもいい景勝地が、「17エンド(ワンセブンエンド)」です。
「てぃだの郷」から自転車で15分ほど。
滑走路の脇の細道を、自転車で漕いでいきます。
その滑走路の終端にあるスポットが、「17エンド」です。
青い空、青い海…
透き通るほどの海を見ることができます。
ここまできれいな海は、なかなか見れません。映える海とは、ここのことです。
旅好きの人、写真好きの人、海好きの人、そして飛行機好きな人は一度は来て、「17エンド」の絶景を見ていただきたいです。
干潮時は砂浜が出現しますが、防波堤(テトラポット)がかなり邪魔で、足場が悪いため、砂浜に降りることはオススメしません。
すべて自己責任になるので、ケガにはくれぐれもお気をつけください。
空港脇の秘境!通り池
よく空港で見る、赤いクルクルしてるやつを脇目に、さらに自転車を漕ぎます。
「17エンド」から5分ほど
「通り池」に到着です。
空港ターミナル施設から、滑走路を挟んで反対側になります。
駐車場があるので、ここは車でも来ることができます。トイレや自動販売機もあります。
駐車場から、いかにも沖縄らしい道を歩いていくと、「通り池」が見えてきます。
「通り池」は宮古島市内で随一のパワースポットと呼ばれています。
池は陸側と海側、2つに分かれています。
海側は、洞窟を通って外海に繋がっています。
海側と陸側の池の間に遊歩道があり、池を挟んで散策できます。
奥にある屋根付きのベンチ(東屋)で休憩もできます。
別名「龍の眼」とも呼ばれている神秘的な池です。
後で調べたところ、海側からダイビングができるのだとか…
他にも伊良部島の渡口の浜も近いので、お時間が許す限り巡ってみてください。
宮古島のお隣・伊良部島
さたぱんびんを求めて
下地島巡りを終えて、「てぃだの郷」に自転車を返し、チェックアウト。
ここからは歩いて移動します。
透明度の高い佐和田の浜は、伊良部島で有名な浜の一つです。
もうすぐお昼時、さすがにお腹が空いた頃。
伊良部島に、さたぱんびんで有名なお店があるので、行ってみました。
歩いて30分ほど。
「なかゆくい商店」に到着です。
開店直後であったものの、数人の列ができてました。
「なかゆくい商店」はさたぱんびんの名店。
さたぱんぴんとは、サータアンダギー(沖縄風ドーナツ)のことで、宮古地方では呼び名が違うそうです。
ここでいただいたのは、名物の紅芋ぱんぴんにアイスを乗せた、さたぱんびんアイスです。
サクサクで優しい甘さのさたぱんびんに、冷たいブルーシールアイスが最高に合います。
4月ながら暑い伊良部島、ここまでの疲れが一気に吹っ飛びましたね。
伊良部郵便局の向かいで、共和バス「国中公民館前」バス停のすぐ目の前です。
宮古島方面からレンタカーを使わないのであれば、バスで行くのがオススメです。
さとうきび畑を眺めながら
小腹を満たしたところで、宮古空港に移動するため、また歩いて下地島空港に向かいます。
伊良部島と下地島を結ぶ橋。
海の透明度に驚きます。
道沿いのさとうきび畑を眺めながら、てくてく歩いていきます。
さとうきび畑を眺めながら歩くなんて、東京では到底できません。
しばらく歩くと、下地島空港に到着です。
「なかゆくい商店」から約30分ほど歩きました。
バスもありますが、不定期なのが難点です。(この日はバスの運行がなかったため、歩いて行きました。)
みやこ下地島空港
リゾート感満載のおしゃれな空港
重厚感ある下地島空港の看板から、しばらく歩くと、南国らしい建物が見えてきます。
ここが、下地島空港(みやこ下地島空港)のターミナルビルです。
かつてはパイロットの訓練場でしたが、2019年に新ターミナルを開業させ、定期便の取り扱いを始めました。
かなり新しい空港で、南国リゾートを思わせる洒落た空港です。
スカイマークやジェットスターなどが就航していて、羽田からの直行便もあります。
お土産や飲食も充実していました。
空港からの移動はバス
いくらおしゃれでリゾート感のある下地島空港でも、問題なのがアクセスです。
下地島空港には、出発・到着便の時刻に合わせてバス(宮古協栄バス・中央交通)が運行されています。
いずれも宮古島方面に向かうバスです。
レンタカーを使わない場合、移動はバスになります。
出発・到着便に接続する形なので、空港へ遊びに行く場合は時間に注意です。
このあとは、バスで宮古空港に行き、石垣島に移動します。
下地島空港から航空便が出ていれば便利でしたが、世の中そんなに甘くありません。
2日目の後編は、宮古空港・石垣島までの移動と、川平湾に行きます。
この記事の旅程
旅程
自転車 てぃだの郷→17エンド→通り池→てぃだの郷
徒歩 てぃだの郷→なかゆくい商店→みやこ下地島空港