イスタンブールを経由して、中欧のチェコ・プラハとオーストリア・ウィーンに行ったときの旅行記です。
第4回はプラハからウィーンまで鉄道移動についてです。
レギオジェットでウィーンへ
プラハから国際特急に乗る
プラハでの観光を終えて、ウィーンへ移動します。
ホテルで預けていた荷物を受け取り、プラハ中央駅へ向かいます。
プラハ旧市街のホテルから歩いて10分ほどで、プラハ中央駅に着きました。
プラハからウィーンへは、レギオジェットという国際特急に乗って移動します。
なぜレギオジェットなのか?
プラハからウィーンへの鉄道移動は、オーストリア国鉄が運営しているレールジェット(Railjet)とチェコの私鉄・レギオジェット(Regiojet)などがあります。
名前が似ていますが、レギオジェットを利用したのには理由があります。
一つは、駅のラウンジが使えること。
プラハ中央駅には、レギオジェットの利用者向けのラウンジがあります。
コーヒーが飲み放題で、ソフトクリームまであります。
ヨーロッパの特急は発車ホームが出発間近に決まるので、ゆっくり待つことができるのはとてもありがたいです。
もう一つはサービスと料金です。
私が利用したのはレギオジェットのビジネスクラス。
用意されている中で、一番高いグレードです。
ウェルカムドリンク(スパークリングワインかオレンジジュース)があり、さらにコーヒーが飲み放題です。
シートも広々としていて、快適な3時間の移動が保証されています(そのはずだった)。
それでいて、お値段は約4000円。安くないですか?
日本で意気揚々とレギオジェットのHPから予約して行きました。
なお、英語などが苦手な方はOmioというサイトからだと、日本語で予約ができるので大変便利です!
ビジネスクラスのクワイエットゾーンとは…
私が利用したのはビジネスクラス。評判通り、シートは快適で、サービスも充実していました。
今回クワイエットゾーンと呼ばれる、あまり大声で騒ぐことができない座席を予約しました。
レギオジェットのビジネスクラスは、向かい合わせになっている個室タイプなので、誰かしらと相席になります。(写真がなくてごめんなさい)
プラハから途中のブルノまでは、女性3人と相席で、静かで快適な時間を過ごせました。
ただ、ブルノからウィーンまではイギリス人の酔っぱらいに少々うるさく絡まれてしまいました。
だからといって、車掌さんは特に注意される様子もありません。
クワイエットゾーンとは一体なんだったのか??
とりあえず何事もなかったので、よかったです。
ウィーンからは地下鉄で
24時間券が便利
少々遅れながらも、気が付かないうちに国境をまたぎ、オーストリアのウィーン中央駅に到着です。
この日宿泊するウィーン旧市街のホテルまで、地下鉄で移動します。
ウィーンの地下鉄ですが、乗車の際はもちろんチケットの購入と打刻をします。
翌日もシェーンブルン宮殿に行く際に地下鉄を使い、さらにその日のうちにウィーン中央駅に行くので、24時間券を購入しました。
値段は8ユーロです。自動券売機で、クレジットカードで購入できました。
1日乗車券ではなくて、24時間というのがありがたいですね。
他にも48時間券などもあるので、ウィーンに来た際は検討してみてください。
注意点としては、ウィーン空港へ向かう場合は利用できません。
ホテルはシュテファン大聖堂のそば
ウィーン中央駅から地下鉄で10分ほど。
シュテファン大聖堂のすぐそばにある、ホテル カイザーリン エリザベート(Hotel Kaiserin Elisabeth)に到着です。
ホテル カイザーリン エリザベート Hotel Kaiserin Elisabeth歴史あるホテルで、まるで宮殿にいるようなホテルでした。
スタッフの女性の方は、日本人の私が来ることを把握していたのか、メモを見ながら日本語で挨拶をしてくれました。
思わずほっこりする、嬉しいサービスです。
少し独特な鍵には戸惑いましたが、気持ちよく過ごすことができました。
次の日は、半日だけですがウィーンを観光します。
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