コロナ禍とはいえ、せっかくの秋の行楽シーズン。
Go Toキャンペーンも利用してみたかったので、久々の旅行に行ってみました。
今回はJR西日本の株主優待を使って、出雲から北陸方面に抜ける旅行をしてみました。
まずは出雲へ!
東京から出雲へ向かう方法は、主に寝台列車か飛行機です。
寝台列車は「サンライズ出雲」という電車が東京駅を22:00に出て、出雲市駅に翌朝10時ごろ到着します。
寝台特急の旅はロマンがあり、ゆっくりできるのでいいんですが、今回は飛行機です。
飛行機のアクセスは、羽田空港からJAL(日本航空)が出雲空港までの便を飛ばしています。
ここ最近ANA(全日空)にずっと乗っていた私ですが、久しぶりのJALに乗ることにしました。
ということで、久々の羽田空港は第1ターミナル。
大きなクリスマスツリーがありました。もうこんな時期か…。
ANAラウンジは当然ないので、カードラウンジでコーヒータイムです。
コーヒーを流し込んで、飛行機に搭乗です。朝一の便でしたが、ほぼ満席でした。
羽田空港から約1時間20分、出雲縁結び空港に到着です。
出雲縁結び空港から出雲市内へ
出雲縁結び空港からの移動は、バスがメインです。
周辺に鉄道の駅もないので、バスかタクシー、レンタカーで出雲市内や出雲大社方面に向かいます。
私もJR出雲市駅までバスに乗りました。
出雲大社まで直接バスで向かうこともできますが、この日のうちに岡山へ向かうため、荷物を預けに出雲市駅に向かいました。
出雲市駅までは約30分で720円でした。
なお出雲大社までは約40分で、900円です。
出雲大社まで行く方は「正門前」というバス停が、出雲大社の参道に一番近いです。
一畑電車で出雲大社へ
出雲市について、ひと段落もせず、また移動です。
ここから出雲で行きたかった、出雲大社へ向かいます。
出雲市駅から出雲大社への行き方は鉄道とバスの2種類です。
出雲大社へ向かう時は鉄道を利用しました。
JR出雲市駅から少し歩いたところに、一畑電車の電鉄出雲市駅という駅があります。鉄道で出雲大社へ行く場合は一畑電車(通称ばたでん)を利用します。
電鉄出雲市駅は一畑電車の終点で、ここから出雲大社の最寄り駅である出雲大社前駅に行く電車と、松江市内にある松江しんじ湖温泉駅に向かう電車があります。
乗る電車によって全く違う場所に行ってしまうので注意が必要です。(この写真の場合、左が出雲大社前行き、右が松江しんじ湖温泉行き。)
また出雲大社前へ向かう電車は少ないので、もし松江しんじ湖温泉行きの電車に乗った場合は途中の川跡(かわと)駅で乗り換えになります。
この旅行では出雲大社駅に向かう直通電車があったので、乗り換えなしで向かうことができました。
電鉄出雲市から出雲大社前までは約20分で、運賃は500円です。
出雲大社前駅に着くと、鉄道好きが目を引くオレンジの電車が…。
出雲大社前駅には、かつて一畑電車で走っていた「デハ二50形」という電車が展示されています。
客室にも入ることできます。
運転台も見ることができます。なかなか貴重です。
JR旧大社駅
一畑電車の出雲大社前駅の改札を出て、右に曲がると出雲大社へ向かうことができます。
ですが、私は逆に左に曲がり、歩くこと約10分。
そこには立派な駅舎があります。
これはかつて国鉄・JRが出雲大社の最寄り駅として使われていた大社駅です。
駅舎がそのまま残されていました。
中に入ると、タイムスリップしたようなレトロ感のある雰囲気が漂っています。
面白いのが、駅舎だけでなく…
きっぷうりばも…
改札も…
ホームも…
レールも汽車も…
そのまんま残されています。
時刻表だってそのまんま。
この観光案内所で、かつては出雲の情報を入手して、出雲大社に参拝に出かけていたのでしょう。
照明もレトロでオシャレです。
無料ですが、ものすごく見ごたえのある建造物です。
鉄道ファンでなくても楽しめるので、是非とも出雲大社の参拝のついでに足を運んでほしいのですが…
これから大規模な保存工事が計画されているので、訪れる際は気をつけてください。
旧大社駅にしろ、出雲大社前駅にしろ、鉄道が好きな方にとっても、出雲は結構楽しめる場所かもしれませんね。
名物・割子そばをいただく
何も食べずに、羽田のラウンジで飲んだコーヒーだけで朝から移動していた私…。
とにかく空腹でしたが、せっかく出雲に来たので、出雲大社に参拝の前に名物の出雲そばを食べたいと思っていました。
その矢先、旧大社駅の目の前にそば屋さんを発見。
「手打そば本家 大梶」というお店です。
早速入店!親切な店員さんに案内されて、割子そばをいただきました。
割子そばは3段重ねになっていて、少しユニークな食べ方をします。
まず1段目につゆをかけて、いただきます。
次に2段目を食べますが、1段目を食べたときに残ったおつゆを、2段目のそばにかけて食べます。
1段目のお皿は一番下に乗せます。
3段目を食べるときも同じようにして食べます。
つゆが無駄にならない食べ方ですね。
なお、そばの段は増やすこともできます。店内にいたお客さんの中には5段で注文している人もいました。
そばは手打ちなだけあって香りがよく、つゆは甘めですが、そばとの相性も抜群でとても美味しいです。
出雲大社からは遠いですし、こじんまりとしたお店ですが、店内もきれいで、落ち着いてそばを味わうことができました。
お腹を満たしたところで、出雲での本題である出雲大社の参拝です。
出雲大社や出雲市駅から先については、また次回!
JR西日本株主優待の旅#2 出雲編②日本の聖地・出雲大社と株主優待を使っての岡山移動
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