東京にも冬が終わり、春がやってきました。
春といえばやっぱり「桜」ですよね!
でもせっかくなら、東京近辺に住んでて、少し遠出もしたい…。
そんなあなたに、是非おススメしたいのが房総・小湊鉄道です!
桜と菜の花が見頃の小湊鉄道沿線は、とても穏やかな場所でした。
今回は導入編として、少しだけ小湊鉄道のことを紹介します。
春を探しに千葉・房総へ!~桜と菜の花が見頃のノスタルジックな小湊鉄道を巡る旅
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小湊鉄道に乗るためには…
小湊鉄道の始発・五井駅へ
小湊鉄道は、千葉県市原市の五井駅と千葉県夷隅郡大多喜町にある上総中野(かずさなかの)駅を結ぶローカル路線です。
東京から向かう場合はまず、JR東日本の内房線に接続する五井駅に向かいます。
東京駅からだと総武快速線で君津行きに乗れば一本で行くことができます。
それ以外は千葉駅で内房線に乗り換えます。
時間は1時間ほどで、運賃はきっぷで990円です。
新宿(バスタ新宿)や横浜、羽田空港からも五井駅に向かうバスも出ています。
五井駅に到着後、小湊鉄道に乗り換えます。
ですが、小湊鉄道のきっぷうりば及び改札は、JRの改札内にあります。
万が一、五井駅からJRの改札を出てしまった場合、もしくはJR線以外で来た場合はどうしましょう?
そんな時は、JRの駅係員に「小湊鉄道に乗る」旨を伝えれば、改札に入れてくれます。
入場券などは買う必要ありません。ご安心ください。
また小湊鉄道はSuicaやPASMOといったICカードは使えません。
ご注意ください。
1日フリー乗車券で巡ろう!
JRの改札に入って、小湊鉄道のきっぷを買います。
自動券売機(イメージとして食堂にあるようなもの)で買うか、有人の窓口で買うことができます。
1日フリー乗車券など、すべてのきっぷを購入できます。
今回、券売機で購入した1日フリー乗車券がこちらです。
小さくレシートみたいなので、なくしそう…。
有人窓口で買うと大きいサイズなので、不安な方は有人窓口で購入したほうがいいでしょう。
値段は大人1840円です。飯給(いたぶ)駅より先に行く場合は、単純に往復するだけでも元を取れます。
これ1枚で乗り放題になる上に、とてもお得だと思います。
小湊鉄道沿線で済ませる場合は、1日フリー乗車券が便利です。
また本数が少ない(約1時間に1本)ので、時刻表の確保も忘れないでください。
小湊鉄道に乗ってみよう!
小湊鉄道のホームへ…
この乗車券を有人窓口の係員に見せて、小湊鉄道の旅が始まります。
ここで係員のおばちゃん(以下「お」)から私(以下「私」)に
お「今日は天気がよくてよかったねぇ~。」(この日は春らしい晴れ)
私「そ、そうですね~(汗)。あたたかいですしねぇ~。」(日中の気温は初夏並みの気温)
お「は~い、いってらっしゃい。」
僕「あっ、ありがとうございます(ニッコリ)。」
東京での事務的な係員さんに慣れていた私。
ふと話しかけられて、少し緊張しましたが、穏やかな空気が流れましたね。
ちょっとした会話ですが、ほのぼのしました。
駅のホームです。
東京から1時間弱の場所とは思えない、レトロな雰囲気です。
「ご い、五 井、GO I」。五井駅の駅名標はインパクト強めです。
東京から1時間で出会えるディーゼルカー
小湊鉄道はどんな電車で旅をするのか?
まず小湊鉄道は電車ではありません。
なんで?ってなるかもしれませんが、こちらの写真をご覧ください。
これは小湊鉄道の養老渓谷駅近くの菜の花畑で撮ったものですが、普通の電車とわかりやすく違う点がありまして…。
それは電線がないことです。
細かい話をすると面倒なのですが、小湊鉄道は電線から電気をもらって走る電車ではなく、ディーゼルエンジンを用いて走る気動車(ディーゼルカー)になります。
これを一般の方が間違えると、気難しい鉄オタに罵詈雑言を浴びせられますので、皆様お気をつけください(笑)
(※ただ気動車といっても、少しわかりにくいので、このブログでは電車も気動車も含め鉄道全般のことを 「列車」と記載することにしました。)
それでなんでディーゼルカーの話をしたかというと…
東京近郊でこのディーゼルカーの列車が走っている場所が少なく、とても珍しい。
だからこそ行ってほしいし、乗ってほしい訳です。
しかも東京から1時間で乗ることができます。もちろん日帰りも可能です。
古い列車ですが、これがまた旅の雰囲気を出してくれます。
といっても東京から1時間です。
車内はというと…
天井に扇風機がついていて、レトロ感満載です。
こんな列車で小湊鉄道を旅します。
五井から終点の上総中野までは約1時間20分です。
途中で下車を繰り返しました。
この旅の本編はこちらからどうぞ!