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ANA(全日空)の株主優待券の使い方と注意点 ~割引運賃で日本を飛ぶ方法~

日本を代表する航空会社の一つ、ANA(全日空)

今回はANAの株主優待割引について紹介していきます

ANAの飛行機たち

 

使い方・購入方法

ANAの株主優待券ってどんなもの?

ANAの株主優待券は年に2回、100株以上を保有している株主を対象に配布している割引券です。

この割引券を使うことで、ANAの国内運行便が片道1区間に対して「株主優待割引運賃」「プレミアム株主優待割引運賃」で乗ることができます。

「片道1区間に対して」という文言に関しては、後ほど解説します。

使い方

ANA株主優待番号ご案内書

株主優待券(正式には株主優待番号ご案内書)に記載してある株主優待番号登録用パスワード、もしくは2次元コード(QRコード)が必要になります。

登録用パスワードもしくは2次元コード(QRコード)はスクラッチをコインなどで削ると、番号が出てきます。

その番号を使って、「株主優待割引運賃」の航空券を購入します。

購入方法

購入場所は以下の通りです

購入場所

①ANAウェブサイト、空港カウンター、ANA予約・案内センター、旅行会社

②自動チェックイン機

①で購入する場合は、株主優待券に書かれている株主優待番号と登録用パスワードが必要となります。

ほとんどの方がANAウェブサイトで購入すると思います。

その場合は「株主優待割引運賃」で航空券を買った後、自身で株主優待番号と登録用パスワードを入力します。

チェックインの際は、24時間前からオンラインチェックインを利用します。

オンラインチェックインは、空港の自動チェックイン機を使わずに、スマホなどでチェックインする方法です。

②の場合は、2次元コードを自動チェックイン機にかざして、航空券を購入します。

なお自動チェックイン機は2023年4月1日以降、順次サービスを終了するみたいなので、購入する方は①のやり方で、余裕を持った購入をおすすめします。

 

ここがスゴイ!

ANAの航空券が割安で購入できる

当然ですが、ANAの航空券が安く乗ることができます。

株主優待券の確保は必須ですが、手が届きにくい飛行機に安く乗れるのは、とてもありがたいです。

エリアを分割しているJRと異なり、日本全国のANA就航便で利用できます。

北海道や沖縄も割引の対象です。

北は稚内から、南は石垣まで、片道1区間であればANAの株主優待を利用することができます。

ANAに安く乗れる!

プレミアムクラスも割安で購入できる

ANA株主優待のスゴイところは、プレミアムクラスを対象とした「プレミアム株主優待割引運賃」が設定されていることです。

普通席だけが割引の対象ではありません。

普通席であればスーパーバリューやバリュー運賃で、安い運賃が細かく別れています。

一方で、プレミアムクラスの場合は「SUPER VALUE 28 PREMIUM」と「プレミアム株主優待割引運賃」の2種類だけです。

ANAの株主優待はプレミアムクラスを割安で乗ることができる、貴重な割引運賃の一つです。

こんな機内食も割引で味わえます

搭乗直前まで購入できる

ANAの他の割引運賃と異なり、搭乗直前でも購入が可能です。

もちろん、「株主優待割引運賃」もしくは「プレミアム株主優待割引運賃」の枠に空席がある場合に限られます。

思い立った拍子や急な出張・用事でも、割引運賃で購入できます。

変更・払い戻しが可能

割引運賃には、なにかしら条件があるのが普通です。

例えば、便の変更ができなかったり、払い戻しができなかったり…

ですが株主優待割引では、便の変更もできますし、払い戻しもできます。

また、払い戻した際に株主優待番号が有効期限内であれば、再度株主優待番号と登録用パスワードを使うことができます。

搭乗ポイントでプレミアムポイントが貯まる

ANA便に乗るたびに貯まる、プレミアムポイント

プレミアムポイントを貯めることで、プレミアムメンバーになり、様々な特典を受けることができます。

株主優待割引で搭乗した場合、フライトマイルから計算されるプレミアムポイントに加え、搭乗ポイントが加算されます

搭乗ポイントは、一区間につき400ポイントです。

SUPER VALUEなどの割引運賃や、旅行商品では搭乗ポイントは貯まりません。

プレミアムメンバーやANAスーパーフライヤーズクラブ(SFC)を目指している人にとって、大変重宝するのが株主優待割引です。

私もSFC修行をしている時に、とても役に立ちました。

 

注意点

有効期限内での搭乗が条件

一番の注意点は、有効期限内に搭乗を済ませなくてはなりません。

有効期限内に、飛行機に乗らないといけません。

飛行機に乗る日が有効期限外だと、株主優待券はただの紙くずですからね…

気をつけましょう!

有効期限内に搭乗すること!

片道1区間で株主優待券1枚が必要

株主優待割引運賃は、片道1区間につき株主優待券が1枚必要です。

もし乗り継ぐ場合は、1区間以上になってしまうので、株主優待券は複数枚必要になってしまいます。

例えると、こんな感じです。

(例)沖縄→羽田→新千歳

沖縄から羽田で乗り継いで新千歳まで行く場合…

沖縄→羽田 1区間(株主優待券1枚)

羽田→新千歳 1区間(株主優待券1枚)

となるので、この場合は株主優待券は2枚必要となります。

乗り継ぎがある場合は、株主優待はおすすめできません。

飛行機を乗り継ぐ際は、乗り継ぎの割引運賃が設定されているので、そちらを使いましょう。

国内線のみ有効

株主優待券は国内線のみ有効です。

国際線には対応していません。

国内線だけです…

ANA便のみ有効

ANA便のみ有効なので、JALやスカイマークなどはもちろん使えません。

またANAと共同運行していますが、スターフライヤー、AIR DO、ソラシドエアなどのウェブサイトではANAの株主優待券が利用できません。

ANAのウェブサイトから共同運航便に予約した場合は、株主優待割引で乗ることができます。

株主優待の予約は、必ずANAのウェブサイトから予約しましょう

 

日本を代表する航空会社ANA。

そのANAの株主優待について紹介しました。

広い路線網に対応しているので、とても使いやすいと思います。

気になった方は、ANAの株主優待で旅行に出かけてみてください。

関連記事:ANA SUPER VALUEと株主優待割引運賃の比較

~ANA SUPER VALUEとANA株主優待割引~ ANA(全日空)に安く乗りたい!

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Nao

東京都出身。 旅行が趣味のしがないサラリーマンが運営しているブログです。 旅行記をはじめ、鉄道や飛行機のことなど、日本国内・海外問わず、旅行に関する、ありとあらゆる情報を発信していきます。

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