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【④バルセロナ後半】 クリスマス欧州一人旅:ミラノ、バルセロナ、マドリード、トレド、パリを駆け巡る

クリスマスのヨーロッパを巡る一人旅、スペイン・バルセロナでの一日観光も後半戦です。

記事「③バルセロナ・サグラダファミリア編」で紹介した通り、午前中はガウディの最高傑作、サグラダ・ファミリアの荘厳な美しさに圧倒されました。

③バルセロナ・サグラダファミリア編 クリスマス欧州一人旅:ミラノ、バルセロナ、マドリード、トレド、パリを駆け巡る

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午後は、「カサ・ミラ」と「カサ・バトリョ」を巡り、さらにバルセロナ市民の生活が息づく市場や、活気あるバルでの夕食を楽しみます。

まずは、サグラダ・ファミリアから一度ホテルに戻り、身軽になってから午後の観光を再開しました。

ランチと2つのガウディ建築

午後の観光の舞台は、バルセロナで最も豪華で洗練された大通り、グラシア通り(Passeig de Gràcia)です。

この通り沿いには、カサ・ミラやカサ・バトリョをはじめとする、歴史的建築が立ち並びます。

グラシア通りに無印発見!

カサ・ミラ近くの老舗バル「La Bodegueta」

観光の前に、まずはランチタイム。

カサ・ミラから徒歩わずか3分ほどの場所にある、バル「La Bodegueta(ラ・ボデゲタ)で昼食をとることにしました。

カサ・ミラからほど近いLa Bodegueta

時刻は午後14時頃でしたが、店内は地元の人や観光客で賑わっていました。

私が注文したのは、スペイン風オムレツとオレンジジュースです。

オムレツとオレンジジュース

スペイン風オムレツには、ほくほくのジャガイモがぎっしり詰まっています。素朴でおいしい!

オレンジジュースは濃厚で甘さ!

日本のものとは比べ物にならない美味しさでした。

レトロな雰囲気を感じるバルです

波打つ傑作:ガウディの集合住宅「カサ・ミラ(Casa Milà)」

ランチ後、歩いてすぐのカサ・ミラへ向かいました。

カサ・ミラは、アントニ・ガウディが設計した高級集合住宅(マンション)です。

カサ・ミラ

その外観は、波打つような流線型が特徴的で、周囲の建物の中でも異彩を放っています。

内部に入ると、まず目を奪われるのが、光を取り込む楕円形の中庭です。

中庭から空を見上げる

見上げると、バルセロナの青く、高い空が切り取られたように広がり、独特なデザインに感動しました。

建物内部の一部は、当時の生活様式を再現した展示スペースとなっており、今も実際に住んでいる人がいるんだそう。

そして、カサ・ミラ観光のハイライトは、まるで異世界のような屋上です。

凝ったデザインの屋上

兵士のヘルメットや抽象彫刻を思わせる独特なデザインの煙突と換気塔が並び、モダンアートの美術館のようです。

この屋上からは、遠くにサグラダ・ファミリアの尖塔を望むこともでき、ガウディの世界観を多角的に感じられる場所です。

遠くにサグラダ・ファミリア

海中の幻想:色彩豊かな私邸「カサ・バトリョ(Casa Batlló)」

カサ・ミラからグラシア通りに沿って10分ほど歩くと、さらにユニークな建物が見えてきます。

それがカサ・バトリョです。

カサ・バトリョ

カサ・バトリョは、ガウディが裕福な実業家バトリョ家の邸宅を改築したもので、海や自然をイメージしたデザインが特徴です。

内部へと足を踏み入れると、その幻想的な空間に引き込まれます。

特に注目したいのは、建物の中心にある吹き抜けです。

まるで海の中

階段を上っていくにつれて、タイルに使われる青の濃度が徐々に濃くなり、まるで深海へと潜っていくような海の中にいるような感覚に陥ります。

光と色彩の計算された演出は、サグラダ・ファミリアのステンドグラスに通じる、ガウディの天才的な感性を示すものです。

埋め込まれているタイルも色も大きさも様々

屋根は、竜の背中を表していると言われています。

ガウディは屋根にもこだわる!

重要!チケットは事前予約が必須

カサ・ミラ、カサ・バトリョともに、チケットは事前予約が必須です。

特に観光シーズンや週末は、当日券の入手が難しく、希望の時間帯がすぐに埋まってしまいます。

私は日本語で購入・予約が可能なKlookで、時間を指定して事前に購入しました。

日本語対応の予約サイトは、海外旅行初心者でも安心できるため、非常に便利です。

セット券も用意されているので、個別で購入の必要もありません。

カサミラ 入場チケット(バルセロナ)


活気と食文化に触れる

ガウディ建築巡りを終え、バルセロナの「食」と「生活」の中心地へと足を運びました。

バルセロナの台所「ボケリア市場(Mercat de la Boqueria)」

まず向かったのは、バルセロナ最大の市場「サン・ジョセップ市場(通称:ボケリア市場)」です。

バルセロナの台所・ボケリア市場

活気のある市場で、色とりどりのフルーツ、魚介類、お菓子などが所狭しと並べられています。

活気のある市場です

特に生ハムの存在感は、スペインならでは。

生ハムがぶら下がっている

今回は見学のみでしたが、市場を歩くだけで、バルセロナの豊かな食文化と市民のエネルギーを肌で感じることができました。

大人気バルでピンチョス

気がつけば日が暮れ、夜の帳が下りたバルセロナで、この日の夕食はスペイン名物タパス(小皿料理)に決めました。

訪れたのは、大人気のバル「Cerveceria Catalana(セルベセリア・カタラナ)」です。

店内はオシャレなオープンキッチンで、美味しそうな食材が並んでいました。

美味しそうな食材

2つのピンチョスとサングリアを注文。

サングリア(赤ワインにフルーツを漬け込んだ甘いカクテル)は、とても飲みやすく、タパスによく合います。

生ハムのピンチョスとサングリア

まずは生ハムのピンチョスから。口に入れた瞬間、鼻に抜ける熟成された香りが最高で、噛むほどに旨みが広がります。

次にエビのピンチョスプリプリのエビの食感と、シンプルな塩味がたまらなく美味しく、大満足でした。

エビのピンチョス

実は「サーモンのピンチョス」も注文していたのですが、いつまで待っても来ませんでした。

注文が通ってないかと思い、店員さんに声をかけ精算をお願いしました。

ところがレシートを見ると、サーモンのピンチョスも注文に入っていることが判明。

届いていない旨を伝え、すぐにサーモンのタパスが除かれた金額で支払いを済ませることができました。

ちょっとしたトラブルはありましたが、店員さんの対応もスムーズでした。

何より本当に美味しい!ここはバルセロナでおすすめできる人気のバルです。

ただサーモンのタパス、食べたかったな…。

一日の締めくくり:幻想的な夜のサグラダ・ファミリア

少しお腹を満たし、一日の締めくくりとして、ライトアップされたサグラダ・ファミリアを再び見に行くことにしました。

夜も美しいサグラダ・ファミリア

朝見た姿とは異なり、夜のサグラダ・ファミリアは荘厳な光に包まれ、威厳と堂々とした美しさを放っていました。

クリスマスならではの光景も

私が訪れたクリスマスシーズンは、サグラダ・ファミリア周辺でクリスマスマーケットが開催されており、イルミネーションや賑わいが加わり、幻想的な雰囲気は最高潮でした。

この特別な光景を目に焼き付け、バルセロナでの充実した一日が幕を閉じました。

安くて便利なスーパー「メルカドーナ」

ライトアップを見た後、タパスのトラブルでサーモンを食べられなかったため、お腹は少し空いていました。

そこで活用したのが、スペインの便利なスーパーマーケット「Mercadona(メルカドーナ)」です。

スペインを代表するスーパー・メルカドーナ

メルカドーナでパエリアスライスされた生ハムを購入。

スーパーのお惣菜と侮るなかれ

スーパーのパエリアと侮るなかれ、これが非常に美味しい

生ハムもボリューム満点。、

手軽に本格的な味が楽しめ、遅い時間の夕食には最適でした。

メルカドーナは、スペイン各地にある便利で安価、そして美味しい食品が揃うスーパーです。

お菓子も豊富で、お土産選びにも最適なので、旅行者にも非常におすすめです。

次の日はバルセロナを後にし、次はいよいよスペインの首都マドリードへ移動します。

参考記事:【③バルセロナ・サグラダファミリア編】 クリスマス欧州一人旅:ミラノ、バルセロナ、マドリード、トレド、パリを駆け巡る

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