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東武とJR東日本の株主優待でお得に旅行!1日で会津・新潟周遊旅

鉄道旅行でも重宝する株主優待。

今回は東武とJR東日本の株主優待を利用して、会津と新潟を旅してみました。


浅草から会津へ

東武特急リバティを株主優待で乗る

まずは東武特急で会津田島経由で、会津若松に行きます。

東武特急リバティの始発は浅草なので、さくっと浅草寺・雷門へ。

朝の雷門

早朝ということもあってか、訪日外国人で込み合う雷門も、さすがに静かでした。

今回は東武浅草駅からスタート

東武浅草駅から、特急リバティに乗車します。

浅草から特急に乗ります

数年前に日光に行った際に利用して以来の、特急リバティです。

特急リバティ。座席も広く快適です。

特急リバティも株主優待で乗車するわけですが、株主優待が適用されるのは東武線内の乗車券の部分のみ。

そのため、特急券は別途支払いになります。

特急券は、事前にネットで購入しておきました。

朝6:30発の特急リバティで、会津に向かって出発します。

いざ会津へ!

なお、東武鉄道の株主優待は金券ショップで500円で手に入れました。(安い理由として、買って時期が有効期限の直前に迫っていたからでしょう。)

浅草〜新藤原間が通常で乗車券を購入すると、1590円。相当安くなりました。

新藤原から先は別途精算

しばらく特急リバティに乗り、約2時間20分。

新藤原駅に到着します。

先述の通り、東武線は新藤原駅までで、新藤原駅からは野岩鉄道線、会津高原尾瀬口駅からは会津鉄道線、西若松駅からはJR東日本と、小刻みに鉄道会社が変わっていきます。

私の場合は、東武鉄道の株主優待を持っていて、かつ新藤原駅以降のきっぷは購入していないので、野岩鉄道線以降の乗車券部分の精算が必要になります

なお、特急券は特急リバティの終点・会津田島駅まで購入しているので、精算の必要はありません。

では、どうするのかというと…

車内で車掌が、最終目的地までの精算を行ってくれます

私の場合は、新藤原駅からJR線の会津若松駅まで(3190円)の精算を車内で済ませました。

これで会津若松まで行くことができます

株主優待をはじめとした東武線のみ乗車券を持っている場合は、車内で精算できます。

その際は現金のみ(SuicaなどのICカード不可)になるので、乗られる予定の方は現金の持ち合わせには余裕を持っておきましょう。

補足すると、野岩鉄道線から先はSuicaやPASMOなどのICカードが利用できません

JR線まで行かない限り、現地での精算もできず面倒なことになるので、あらかじめ東武線内から紙のきっぷを購入しておきましょう。

会津田島で乗り換え

浅草から特急リバティに乗って、約3時間10分。

終点の会津田島駅に到着です。

会津田島で乗り換えます

ここは福島県。一気に東北まで来ました。

この会津田島駅で、リレー号に乗り換えて会津若松まで行きます。

乗り換えは線路を渡るだけ

乗り継ぎ時間は4分。

短い乗り継ぎ時間ですが、小さな駅なのであっという間に乗り換えられます。

「特急リバティが頑張って会津若松まで行けばいいじゃん」と思いますが…

会津鉄道線は会津田島駅からは非電化区間になるので、難しいんですね。

ただ、鬼怒川温泉からは会津若松に行く「AIZUマウントエクスプレス」があります。

会津リレー号で会津若松へ!

会津鉄道リレー号に乗って、約1時間10分。

浅草から約4時間半かけて、会津若松駅に到着です。

会津若松駅に到着


会津駆け足観光

ソースカツ丼

会津若松駅に到着したので、まずは腹ごしらえです。

会津はソースカツ丼が有名なので、ソースカツ丼を食べることにしました

お店は会津若松駅から歩いて5分ほどの場所にある、「とんかつの店 かつ一(かついち)」に行ってみました。

かつ一でお昼ご飯

夫婦で営むお店で、こじんまりとした小料理屋という感じです。

注文したのがロースかつ丼。

ソースカツ丼。美味!

衣はサクサク、お肉はジューシーで美味しかったです。

お味噌汁とカレー味の小鉢がついてくるのも嬉しいです。

Googleのレビューによると、もつ焼きも美味しいのだとか…。

今度はもつ焼きをいただいてみたいですね。

会津観光は「まちなか周遊バス1日乗車券」が便利

お腹を満たしたところで、手早く観光します。

会津若松は路線バスでの移動が基本です。

その際に利用したいのが、「まちなか周遊バス1日乗車券」です。

観光地を網羅する「ハイカラさん」と「あかべぇ」の2路線が対象で、600円で1日乗り放題になります。

3回乗れば元が取れるので、是非活用しましょう。

参考URL:まちなか周遊1日乗車券(会津バス)

会津・鶴ヶ城

まずバスで向かったのが、鶴ヶ城です。

最寄りは鶴ヶ城入口バス停

会津若松城や若松城とも言われますが、鶴ヶ城という名前がよく使われています。

大きな特徴は、屋根瓦に赤みがかった「赤瓦」を使用しています。

よく見ると瓦が赤い(少しわかりにくいかな…)

明治時代に解体される以前は赤瓦だったそうで、近年復元されました。

今回は天気が悪く、また下から撮影しているので、赤瓦の色がよくわかりませんね…

迫力抜群の鶴ヶ城

今回、鶴ヶ城の天守閣の中には入りませんでしたが、外からでも迫力が十分です。

広い公園の中にあるので、緑の芝生とのコントラストも素晴らしいです。

「あかべこ」にもご挨拶を!

会津武家屋敷

鶴ヶ城入口バス停から、再びバスに乗り、次に向かったのは会津武家屋敷です。

会津は江戸時代までは、会津藩が置かれ、武士が多く住んでいました。

武士の街・会津の武家屋敷

その武家屋敷を体験することができる、屋外型の博物館です。

入場券(950円)を購入して、広い敷地に入ると、当時の建築や生活の様子を伺い知ることができます。

時代を感じる博物館です

レストランやお土産屋も併設されているので、ゆっくりと過ごすこともできます。

今回は時間が限られているので、あまりじっくり見学できませんでした。

次回はじっくりと見学します。

さざえ堂

最後に向かったのは、飯盛山のふもとです。

会津の飯盛山は、旧幕府軍として戊辰戦争に参加した白虎隊が自刃したところとして有名で、今では白虎隊のお墓が置かれています。

そのお墓に向かうには、長い階段を登らなくてはいけません。

エスカレーターは有料

階段が大変なので、動く歩道という名のエスカレーターが用意されていますが、有料でした。

今回私が行ったのは、飯盛山のふもとにある、さざえ堂と呼ばれる不思議な建造物です。

飯盛山のさざえ堂へ

入場料(400円)を払い、早速さざえ堂の中に入ります。

こちらがさざえ堂

中に入って、さざえのような螺旋状のスロープを登ったと思いきや、しばらく行くと降りていきます。

中は常に一方通行

そして不思議なことに、ずっと歩いていたら、入口に戻ってきました。

さざえ堂は特殊な2重構造の螺旋のスロープになっているので、一方通行になっています。

そのため、他の参拝客とすれ違うことがありません。

おもしろい建物でした

人によってはイタリアのピサの斜塔と並ぶくらい、なんとも奇妙な建物でした。

ピサの斜塔と並べてくるか!


会津若松から新潟へ

バスが便利!

会津の弾丸観光を終えて、会津若松駅に戻ってきました。

ここから新潟に向かいます。

会津から新潟へは、鉄道とバスがありますが、乗り換えも必要ないバスが便利です。

運賃は2100円で、約2時間です。座席定員制なので、満席の場合は利用できません。

会津バスターミナルは、会津若松駅の目の前です。

会津若松駅前の会津バスターミナルから乗車します。

バスで新潟へ

途中の上川PAでトイレ休憩がありました。

途中でトイレ休憩があります

他の情報によると、トイレ休憩は希望制で、希望者がいない場合は通過するみたいです。

そのあたりは、バスに乗った際に確認してください。

天気が悪く、雨が強く降っていたせいもあり、少し遅れて新潟の万代シティバスセンターに到着です。

快適なバス旅でした


バスセンターのカレーと日本酒

バスセンターのカレー

私が新潟に来た目的は、バスが到着した万代シティバスセンターに行くことでした。

万代シティバスセンターの名物グルメを食すためです。

それがこちら。

バスセンターの名物!黄色いカレー

バスセンターのカレーです。

万代シティバスセンターに入ると食欲をそそるカレーの匂いで充満していました。

「万代そば」という、おそば屋さんのカレーです。

黄色いルーが特徴的で、ドロッとしたルーはスパイシーであと引く辛さです。

辛いんだけれども、無性に食べたくなるカレーです。スプーンが止まりません。

有名になるのも納得です。美味い。

このカレーを食べるために、次回からは東京からバスで来てもいいかもしれません。

新潟駅で角打ち

新潟での目的を果たしたところで、東京に帰ります。

この日の新潟は大雨。萬代橋も雨に打たれています。

大雨の新潟・萬代橋

新潟は米どころ。

カレーだけ食べて帰るのももったいないので、新潟駅で日本酒を飲んで帰ることにしました。

新潟でカレーだけ食べて帰るのもねぇ…

同じように、新潟に来たついでに日本酒を味わいたい人が多いのか、ピッタリの場所がありました。

それが、新潟駅にある「ぽんしゅ館」です。

新幹線の改札のそばにあります。

角打ちだなんて、なんか大人になった感じ。

この「ぽんしゅ館」では角打ちと言って、気軽にお酒を楽しむことができます。

サクッと呑める気軽さがいいね!

私も日本酒と、おつまみに大人のポテトサラダを注文して、ちびちび味わいました。

ふらっとお酒を楽しめるのが、最高にいいです。味も美味しいです。

もう少し日本酒に詳しいと、もっと楽しめるのかな…

JR東日本の株主優待で東京へ

気持ちよくなったところで、上越新幹線で東京に帰ります。

上越新幹線もJR東日本の株主優待が使えます

ここで利用するのが、JR東日本の株主優待です。

JR東日本の株主優待については、別のブログで解説しているので、こちらをご覧ください。

今回は、指定席券売機で購入しました。

QRコードを削って、券売機の指示に従って購入すれば問題ありません。

乗車券と特急券が40%引きで、新幹線に乗れました。

安く旅行できるなんて、素晴らしいじゃないか!



株主優待を利用しながら、会津と新潟を旅しました。

株主優待を使用すれば、少しでもお得に旅行を楽しむことができます。

金券ショップを覗いてみて、株主優待を使って旅行をしてみてください。

参考記事:JR東日本の株主優待の使い方と注意点

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Nao

東京都出身。 旅行が趣味のしがないサラリーマンが運営しているブログです。 旅行記をはじめ、鉄道や飛行機のことなど、日本国内・海外問わず、旅行に関する、ありとあらゆる情報を発信していきます。

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