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③バルセロナ・サグラダファミリア編 クリスマス欧州一人旅:ミラノ、バルセロナ、マドリード、トレド、パリを駆け巡る

クリスマスのヨーロッパを駆け巡る一人旅。

この日は、バルセロナ観光のハイライトとも言える、ガウディの最高傑作、サグラダ・ファミリアをじっくりと堪能しました。

地下鉄でサグラダ・ファミリアへ

私が宿泊したホテルはカタルーニャ広場の近くに位置していました。(※ホテルについては前回の記事をご覧ください)

参考記事:【②ブエリング航空にて移動編】 クリスマス欧州一人旅:ミラノ、バルセロナ、マドリード、トレド、パリを駆け巡る

そこからサグラダ・ファミリアへ向かうため、地下鉄を利用しました。

便利な地下鉄L2線「Universitat駅」から直行!

カタルーニャ広場の近くのホテルでしたが、少し歩いて「Universitat駅」を利用しました。

地下鉄「Universitat(ウニベルシタット)駅」は、L2線(紫)で「Sagrada Família(サグラダ・ファミリア)駅」まで乗り換えなしで直行できるため、非常に便利でした。

カタルーニャ広場からでも徒歩10分程度なので、バルセロナの地下鉄の乗り換えに自信がない方や、シンプルに移動したい方は、少し歩いてUniversitat駅を利用するのがおすすめです。

地下鉄L2線に乗って約7分。 「Sagrada Família駅」に到着です。

L2線・Sagrada Família駅

ヨーロッパの地下鉄は薄暗い雰囲気の場所もありますが、日中の利用で特に治安の悪さは感じませんでした。

ただし、観光客が多く集まる場所なので、スリなどの防犯対策は常に意識しておきましょう。

息をのむ瞬間!朝焼けに染まるサグラダ・ファミリア

地下鉄の出口を抜けて、階段を上りきった瞬間。

ふと顔を上げると、目の前に広がる光景に、思わず時が止まりました。

言葉はいらない

朝焼けの薄紅色に染まるサグラダ・ファミリアの壮麗な姿。

その美しさと迫力に、感動で鳥肌が立ちました。

事前に写真や映像で何度も見てはいましたが、本物を目の前にした時の衝撃は格別です。

絶景朝食:サグラダ・ファミリアを眺めながらチュロスを満喫

感動を胸に、まずは腹ごしらえです。

せっかくバルセロナに来たのだから、サグラダ・ファミリアをテラス席から眺めながら、優雅な朝食を楽しみたかったのです。

朝のサグラダファミリア

地元民にも愛される「La Xurreria de Maria」のチュロス・コン・チョコラテ

サグラダ・ファミリアからほど近い場所で、地元感あふれる素敵なチュロス屋さん「La Xurreria de Maria」を発見しました。

揚げたてのサクサクのチュロスは、熱々で外はカリッと、中はふんわりとした食感。

これを、濃厚でとろりとしたホットチョコレートにつけていただきます。

チュロスが絶品!

スペインのホットチョコレートは飲むというより、溶かしたチョコレートを食べるような感覚で、その濃厚さに驚きます。

目の前にそびえる壮大なサグラダ・ファミリアを眺めながら、熱々のチュロスを頬張る。

味も景色も言うことなし!

この少し贅沢で五感でバルセロナを感じる朝のひとときは、旅の最高の思い出の一つとなりました。

事前準備のススメ:チケットは公式アプリで確実に

サグラダ・ファミリアの見学には、チケットの事前購入が必須です。

特に混雑する時期は、当日券の入手は非常に困難、もしくは希望の時間帯が売り切れている可能性が高いからです。

予約必須!料金と購入方法

私は日本にいる間に、サグラダ・ファミリアの公式アプリ(または公式サイト)からチケットを入手しました。これが最も確実で安心できる方法です。

Sagrada Familia Official

Sagrada Familia Official

Sagrada Familia無料posted withアプリーチ

私が選んだのは、入場券と「受難のファサード」の塔へのエレベーター昇降がセットになったチケットです。料金は当時で36€でした(※料金は変動する可能性があります。購入時に最新情報をご確認ください)。

重要なポイントは、入場時間と、塔への昇る時間を指定して購入することです。

人気の時間帯から埋まっていくため、旅行日程が決まったら、早めに購入することをおすすめします。

いよいよ内部へ:ガウディが創り出した光の森

朝食後、予約していた午前9時に入場し、いよいよサグラダ・ファミリアの内部へと足を踏み入れます。

外部の迫力:精巧すぎる彫刻

入場前に、まずは外観をじっくりと観察します。

ガウディの建築の中で最も有名なこの建造物は、今なお未完成でありながら、その圧倒的な迫力と存在感に満ちています。

特に、教会の壁面を覆い尽くす「生誕のファサード」「受難のファサード」の細かな彫刻は、近くで見るとその精密さがよくわかります。

見上げることができるのは現地だけ

内部の神秘:ステンドグラスが織りなす光と色彩の空間

サグラダ・ファミリアの真の美しさは、内部にこそあります。

一歩足を踏み入れると、その神秘的な空間に言葉を失います。

天井に向かって高く伸びるは、まるで樹木のように枝分かれし、森の中にいるような錯覚を覚えます。

柱が木々のようになっているのが特徴の一つ

この構造は、ガウディが自然から着想を得た「自然の法則」に基づいていると言われています。

そして、この空間を最も幻想的に彩っているのが、両側面を埋め尽くすステンドグラスです。

射しこむ太陽光が美しい

東側(生誕のファサード側)は、夜明けや希望を意味する緑や青の寒色系のステンドグラス。

照明じゃないから驚き

西側(受難のファサード側)は、夕焼けや受難を意味する赤やオレンジの暖色系のステンドグラス。

ファザードによって射しこむ光が異なるのも見どころ

太陽の位置によって、これらの鮮やかなステンドグラスから射し込む光が空間を彩り、時間ごとに異なる表情を見せてくれます。

光と建築が見事に融合したこの場所は、まさに「光の教会」と呼ぶにふさわしく、訪れる人の心を深く癒してくれるでしょう。

時間を忘れて、この荘厳で神秘的な空間をゆっくりと楽しむことができました。

スリルとアート:受難のファサードの塔へ

サグラダ・ファミリアには、イエス・キリストの降誕を表す「生誕のファサード」、磔刑を表す「受難のファサード」があり、それぞれに塔がそびえ立っています。

チケットの種類によって、どちらかの塔に登ることができます。

ガウディの遊び心と未完成の現場を体感

今回は、「受難のファサード」側の塔を選びました。エレベーターで一気に塔の上部へ。

受難のファザードから一望するバルセロナ市内

塔の上からは、バルセロナ市街を一望できるほか、サグラダ・ファミリアの独特な装飾を間近で見ることができます。

近くで見ると、手が込んでる…

ブドウやオレンジ、小麦といったフルーツや、宝石をモチーフにしたような鮮やかな色彩の装飾が散りばめられており、ガウディの自然への愛と芸術性、そして遊び心を存分に感じられます。

まるでフルーツ?!

また、未完成の現場であるため、クレーンや足場など、建設途中の様子を垣間見ることができるのも、サグラダ・ファミリアならではの貴重な体験です。

恐怖と絶景の螺旋階段

塔からの降りは、基本的にエレベーターではなく、螺旋状の階段を歩いて下ります。

このらせん階段が、またスリル満点なのです!

割と急な階段を下ります

下を見下ろすと、教会の吸い込まれそうな高さと、美しい螺旋の形状に目が回りそうになります。

目が回りそうですが、足元には気をつけましょう

手すりをしっかり握りしめながら、その幾何学的な美しさを感じつつ、一歩一歩降りていくのは、忘れられない体験でした。

高所が苦手な方は少し緊張するかもしれませんが、ぜひ挑戦してほしいポイントです。

くれぐれも所持品(特にスマホ)を落とさないように!

旅の記念に:充実のミュージアムショップ

見学の最後には、忘れてはいけないお土産選びです。

サグラダ・ファミリアのミュージアムショップは品揃えが非常に充実しており、ガウディのデザインをモチーフにした美しいアイテムがたくさん並んでいます。

私は記念にしおりノート、そして特に気に入ったメガネケースを購入しました。このメガネケースはガウディ建築の特徴的なステンドグラスの色合いをモチーフにしており、今でも大切に使っています。

購入したお土産たち

そういえばミュージアムショップの店員さん、レジで私を見るなり「イラッシャイマセ」と…

気のせいかと思っていたら、お会計の時に「袋はイリマスカ?」、そして「アリガトウゴザイマシタ」と…。

どうやら少し日本語がわかる人がいるみたいですね。加えて接客が完璧。

どこで覚えたんだろう?

いつか完成するその日まで:再訪を誓う

気がつけば、朝9時の入場からお昼過ぎまで、半日近くをサグラダ・ファミリアで過ごしていました。

それほど時間を忘れてしまうほどの、ガウディの壮大な世界観と、建築の美しさ、精巧さに感動しきりでした。

やっぱり現地で見るのは最高です

ガウディの没後100年にあたる2026年に完成するとか、しないとか…。

しかし、未完成の今だからこそ感じられる、歴史の重み、情熱、そして進化し続ける生命力が、この教会には満ち溢れています。

あと、行くなら朝一番がおススメです。

まず人が少ないので、ゆったりと楽しむことができます。

そして、朝焼けに染まるサグラダファミリアは、言葉にならない美しさです。

できるだけ朝早起きして、サグラダファミリアを訪れてみてください。

「いつか行ってみたい」と思っている方は、ぜひ今すぐバルセロナへ飛び立って、この世界的な建築物が完成に向かう貴重な過程を、その目で見て、感じてほしいと思います。

行くことができるうちに行くのがベスト!


サグラダ・ファミリアで得た感動を胸に、バルセロナの旅は続きます。

参考記事:【①ミラノ半日観光編】 クリスマス欧州一人旅:ミラノ、バルセロナ、マドリード、トレド、パリを駆け巡る

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